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農のある暮らし#2

農のある暮らしを実現するためにはどうしたら良いでしょうか?

何をするにしても、持続可能なものにするためには、投資をして、元手を作り、そこから何かを増やしていくという投資的なスキーム、つまりビジネスモデルを作る必要があります。

それは、何をするにおいても必要な考え方だと言えます。

ある意味、農業の仕組みがまさに、時間をかけて野菜や家畜を育てて増やしていくという行為に他なりません。

それが、現実的に貨幣価値に換算したときに、ペイできるかどうか、労働の対価まで考えた時にそこまでの利益や対価を得る事ができるかという事になります。

ある意味これまでの農業の貨幣価値がどこでついていたかというと、それは市場であり、それをコントロールするための仕組みとして、農協という組織が作られました。

農産物の価格交渉力が、それまでの農家にはなく、市場という別の力によって、価格が決定されていました。

これは、生産者と消費者の間に、中間業者が幾つもの間に入るために、生産者と消費者には価格決定能力がなく、仲買人に価格決定権があったと言えます。

これは、情報が今のようなスピードでやり取りが出来なかった時代のやり方であると言えます。

今の時代は、生産者と消費者が直接繋がる事が出来るので、意欲があり、付加価値の高い生産者は、独自のルートを使って販売が出来れば、それだけ高い価値で商品を販売することできる時代になったと言えます。

つまり、大切なのはそこにどのような付加価値をつけられるかにあると言えます。

次回はそのあたりの付加価値の付け方について書いて行きたいと思います。

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