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人間は100%後悔するように出来ている

大阪に帰省することを楽しみにしているたっつんです。


「後悔のない生き方!!!」「胸を張って生きろ」と最近言われることが増えました。

ここでもう一度人生というものを振り返って考えてみます。
本当に「後悔のない生き方」はできるのか?

人生は選択の連続です。
【何かしらの行動→何かしらの結果】となります。

一つの行動で未来が変わってしまうのです。そうすると「あの時〇〇してれば良かった、しなければ良かった」「〇〇していれば人生変わっていた」と空想して今現在の自分からの距離と遠くなっていきます。

後悔について考える際、大事だと思うのは、別の世界線があったと人間が勝手に思ってしまうことです。

頭の片隅に自分が体験するはずのない「もしも」の世界が存在するわけです。

大抵の場合、後悔は「もしも」の世界に縛られることによって起こります。

人間に空想する力がなければ後悔することはないでしょう。

空想を止めることは人間にとっては不可能です。

想像力がない人間などいません。

人生を俯瞰してみると最後はどうなるのでしょうか?

選択の人生が積み重なった先に待ち受けるのは圧倒的な死です。

人間は必ず死ぬのです。ここに人間の力が入り込む余地はありません。寿命は研究によって延ばせるかもしれません。しかし、細胞には分裂限界があります。細胞を丸々取り替えても、死期は誰にも予想することはできず、不可避なのです。(事故や急性疾患など)

しかしながら、自分も含めて頭ではわかっているのにも関わらず、死が隣にあると生活の中では忘れているのです。あまりにも死の問題が重すぎるので先伸ばししているだけなのです。大学でも課題が重いと、手をつけるのが遅くなりがちですよね〜(はぁ)

死ぬ寸前になって、重い課題に直面した時、まさに今までの人生で積み重なった「もしも」の世界が後悔となって迫ってくると思います。

「後悔のない生き方!!!」や「胸を張って生きろ」は人生全体をまじめに見つめるとなんと虚しく、冷たい生き方のススメなのだろうかと思いました。

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