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昔作ったMD、カセットテープその5【洋楽バラード・セレクションB.G.M.Ⅴ(下)】

前半の続きで昔作った特にクリスマスに特化したものばかりでもないのですが、洋楽バラードを集めたMDの後半戦をやっていきたいと思います。クリスマスまでまだ時間ありますが、時間ある時にやらないと師走でいろいろ忙しくタイミング逃しそうなので。では早速前回の前半の続きからどうぞ。


I Want It That Way / Backstreet Boys (1999年)
これもクリスマスの曲ではないのですが、雰囲気的に選んでみました。強引にかもですが、当時大人気だったバックストリートボーイズの曲がめちゃくちゃオシャレでカッコイイと20世紀末に家で寝込んで引きこもっていた僕は憧れの音楽でもあったので、「クリスマス=憧れ」繋がりでこの曲を選んだのかもしれません。後半1発目には相応しい曲だったと思いますし、この曲が先頭バッターの後半は前半より「浄化度」高めでこの流れに毎回癒されておりました。クリスマス関係なく。


Anywhere For You / Backstreet Boys (1997年)
この曲はバックストリートボーイズのベスト盤とかで知って気に入ってこのクリスマス編集版のMDに収録した次第です。バラードはやっぱりクリスマスに合いますね。全盛期の彼らの甘いハーモニーが男の僕でもとろけさせてしまう何とも言えない色気があって、そりゃあの時代の世界ナンバーワンのアイドルだったりするわけです。今の(もうちょっと古いかも)BTSみたいな感じだったんですかね。BTSあんまり知らないのであれですけど。そういや大昔はあのビートルズもアイドルで全世界を虜にしていましたし。時代は変わっても本当のスターは生まれ続けるものなんですね。


Shape Of My Heart / Backstreet Boys (2000年)
このMDで後半のこのバックストリートボーイズの3曲の流れが一番好きです。ここで完全に持っていかれてクリスマスモードに連れて行かれ染められるみたいな感じで。あんまりクリスマスの曲ではないのですが、そう錯覚させるだけど魔力をこの当時のバックストリートボーイズの曲から感じますね。この曲はバックストリートボーイズの曲の中でも一番好きな曲でして。後半1発目のあの曲だけでも凄いのに、さらに上を行っている感じがして余計に彼らの一時期でしたがファンになったりしておりました。めったに洋楽聴かない僕の古い友人もバックストリートボーイズのベスト盤持ってたりしたので、多くの音楽ファンに響く普遍性を獲得した稀有な洋楽アイドルだったのかなと思ったりします。


Beautiful / Christina Aguilera (2002年)
当時、今もですが毎年年末になったら関西では京都テレビで放送されているテレビ神奈川制作の「ビルボード年間チャートトップ100」を楽しみに観ておりまして、この曲が2003年の年間チャートに入っていて「いい曲やなあ」って記憶していて、この「クリスマス編集MD」の「洋楽バラードセレクションB.G.MⅤ」に入れようってなって入れた次第です。バックストリートボーイズの流れからここに入る瞬間も結構好きで、流れ的に上手く行ったなって思ったりしております。クリスティーナアギレラはもっと弾けた曲のイメージがあったのですが、こんな王道のバラードの名曲を歌うってのにギャップ萌えって感じで(死語かな笑)やられました。今で言うLGBTについての深い曲でもあり、時代を先取りしているといいますか、アメリカはそういうところありますね。


I'm With You / Avril Lavigne (2002年)
弱冠17歳でデビューして瞬く間に世界の音楽シーンの頂点に立ってしまったアヴリルラヴィーンのデビューアルバムに収録されたバラードの名曲です。振り返ってみると17歳の彼女からもの凄いカリスマ性といいますかスターなオーラを感じますね。この曲も若い彼女が世界の裏側までカバーするみたいな壮大な世界観すら感じさせるスケールの大きさで、「どこのレジェンドが作った曲やねん」って思ったりしておりました。あの当時の彼女に対する世界のざわめきみたいなものが何か懐かしいです。ビリーアイリッシュにも似ていますが、ビリーは完全に今の世界の申し子ですね、世界観が暗くてちょっとついて行けてないです。あの当時はまだ世界は今よりは安定していたのかな。


One More Night / Phil Collins (1985年)
クリスマスにも近い雰囲気の夜の穏やかなバイブスに彩られた80年代屈指のバラードナンバーだと思います。この頃からフィルコリンズは全米1位を連発して80年代を代表するヒットメイカーになっていきましたね。ジェネシスのドラマーでしたがそれと並行してここら辺からソロ活動が目立って、よりスケール感を増していったような気もします。まあリアルタイムではないのでそこまで詳しくは書けないところもあってもどかしい部分はあります。彼の80年代の曲のクオリティーの高さ故に避けて通れない感じでした。ちなみにこの曲も収録された1985年のアルバム「ノー・ジャケット・リクワイアード」はグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞し、全世界で2000万枚も売れた大ヒットアルバムでもあり、ロックなどの名盤紹介とかでもよく目にしていて、いつか聴こうかなと思ったままベスト盤で止まっているって感じではあります。最後は個人的な話で恐縮ですが。


Greatest Love Of All / Whitney Houston (1985年)
80年代から90年代にかけての洋楽最大の歌姫として君臨したホイットニーヒューストンの1985年のデビューアルバム「そよ風の贈りもの」に収録された一曲で個人的にホイットニーヒューストンで一番好きな曲でもあります。よくもまあデビューアルバムにしてこんな完成度の高い楽曲を入れたもんだなあって今になって思ったりします。MVとか見てもらったら分かると思いますが、まだ20代前半とは思えないような貫禄、長年ショービジネスの世界で成功してきたかのような風格が見た目は若いのですがすでに漂っている感じもして、圧倒的なスターのオーラが充満しているなって思ったりします。90年代のマライアキャリーも凄まじかったですが、まず時代を射止めたスーパーウーマンは彼女だったと言えるのではないでしょうか。この曲はクリスマスにも通用しそうな荘厳な雰囲気もある普遍的な名曲だったので迷わずこのMDに入れました。大好きな曲を初めて自分のMDとかに入れたので余計に嬉しかったのを覚えています。


New York State Of Mind / Billy Joel (1976年)
少し前の「BILLY JOEL個人的15選」でも取り上げましたが、このクリスマスMDに欠かせない楽曲だったのでまた失礼します。MD全体の話をしますと、前半はワム!の定番チューンからまず自分の好きな曲を並べて前半の最後らへんは個人的にやや弱いかなと思ったりしていましたが、後半が自分で言うのもアレなんですけど前半の分を取り戻すかのような充実感漂うラインナップで、この流れでこのラスト2曲でしっかりいつかの藤川球児のような完璧な抑えとしてこの8回9回といいますか仕事してくれる曲がこの曲だったりするのかなと流れ的に思ったりします。最後は大魔神的なあの曲で。すいません例えが野球でしかもやや古い感じで笑。まあそれくらいこの後半の流れがこのMDの価値を高めていったといっても過言じゃないかな、自分で作っといて言うのもアレなんですが笑。MDがあった時代はやっぱり毎年のようにクリスマスはこの「洋楽バラードセレクションB.G.M.Ⅴ」をヘビーローテーションで聴いていましたね。MDもう少しお金出来たらなんとか聞けるようにアマゾンとか中古家電の店とかに行って再生デッキ買いたいですね。宝物がまだしっかり何枚も残っているので。


Happy Xmas (War Is Over) / John Lennon (1971年)
元ビートルズのジョンレノンによる永遠のクリスマスナンバーです。僕自身いろいろ洋楽聴いて来たり通ってきておりますが、やっぱり初めに出会ったビートルズ、そしてジョンレノンを超える存在っていなかったですね。それくらい次元が違うと言いますか、ビートルズが素晴らしいのは言うまでもないですが、ジョンレノンのその圧倒的な存在感、歴史に突き刺さるかのようなもの凄く太い魂といいますか、やっぱり本当にとんでもないレベルの人間やったんやなって思います。どこかのジョンレノンの楽曲の誰かが作ったMVの映像でジョンレノンが1980年12月9日にニューヨークのダコタハウス前で射殺された直後の全世界のファンのかつてないくらいの悲しみの映像を見ておりますと、本当あの当時世界が喪失した存在の大きさのレベルがおそらく歴史に残っているフィルムの中での突出して大きいというのが伝わってきました。それくらいジョンレノンを失って、ビートルズの思い出もあるかと思いますが、ファンの全世界市民の悲しみ、ジョンレノンに対する思いがとんでもなかったと言うのが分かります。その彼がこのクリスマスのもはやスタンダードナンバーと化したこの曲の中でもの凄い高い次元で愛と平和を歌っているそのバイブスが時代を超えて、まさにまだ愚かな戦争を続けているこの時代に響いてきますね。



気になっていたので早めにクリスマスまでまだまあ時間はありますが出しておこうかなと思って出させていただきました。去年も12月初めに出してまだ早いかとか思って出した記憶があります。基本せっかちな人間でして。時期はちょっとずれているけどだんだんクリスマスムードも高まっていくからええかみたいな感じです。まあそんなに恵まれた人間でもないので、クリスマスとかも塾のアルバイトやし、今はまあ人生何とかしようぜ期間真っ最中でして、そこまで満たされたクリスマスとかまだ自分には相応しくないかなと思って無理のない感じで毎年のように過ごすと思います。恋愛ってもの凄くエネルギーいるらしくその人にエネルギーが充満してなかったら決して出来ないらしいですね、どこかの本に書いてました。だからまあかなり長い間「人生何とかしようぜ」期間続いているから「それも仕方ないか」って思って焦らず自分のペースで生きて行っていつかご縁があればそれでいいし、なかったらなかったで別に昔ほど焦ってもないし。まあ自分に無理なく生きて行くのが一番ですね。最後に一応前半の記事と全18曲のラインナップを掲載させていただきます。この流れで通してサブスクとかで聴くとよりいいかも。分からないですけど。それではいいクリスマスを過ごせますように。ではまた何かの10選とかで。


「洋楽バラードセレクションB.G.M.Ⅴ」(2007年12月13日作成)
1   Last Chrismas / Wham!
2   Beleive / Lenny Kravitz
3   Angels / Robbie Williams
4   Milleninum / Robbie Williams
5   Stay (I Missed You) / Lisa Loeb
6   Now You're Not Here / Swing Out Sister
7   (I Can't Help) Falling In Love With You / UB40
8   It Must Have Been Love / Roxette
9   Nothing Compares 2 U / Sinéad O'Connor
10 I Want It That Way / Backstreet Boys
11 Anywhere For You / Backstreet Boys
12 Shape Of My Heart / Backstreet Boys
13 Beautiful / Christina Aguilera
14 I'm With You / Avril Lavigne
15 One More Night / Phil Collins
16 Greatest Love Of All / Whitney Houston 
17 New York State Of Mind / Billy Joel
18 Happy Xmas (War Is Over) / John Lennon 



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