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90年代個人的洋楽10選Ⅴ

早くも90年代洋楽個人的10選の第5弾となりました。まだあったんやなあ、って自分でも驚くくらいこの時代の洋楽のパワーは底知れないものがありました。スターだらけの爛熟期みたいな感じで、邦楽も毎年20曲くらいミリオンセラーになったりと音楽業界が史上最も活気があった時代とも言えるのではないでしょうか。その90年代に青春時代を過ごしてラジオからは毎日のように新曲で名曲が流れてきて、眩暈すら起こしていたそんな感じもします。CD店にはどこから手を付けていいか分からないくらいに、有名なアーティスト、新人で有望なバンド、何かエキスが濃かった、そんな感じがします。土壌が耕されまくっていたような。あまりにも聴くべき音楽が多くて、途中で投げ出して逃げていた、大げさじゃなくそんな感じもします。今冷静に見つめたらやっとその全貌が見えて来る、ああ、そんな時代やったんやって感じで。それくらいとんでもなく圧倒的なボリュームとクオリティがあった90年代の音楽、洋楽を個人的に思い出せる感じであと何回かやっていけたら、と思います。そんな感じですが、早速どうぞ。


All I Wanna Do Is Make Love To You / Heart (1990年)
80年代にヒットを連発していた女性ボーカルのロックバンド、ハートの90年代のヒット曲です。まだこの年は80年代テイストが強めの曲が多くて、この曲もほとんど80年代の曲と言ってもいいかもしれません。後にこの曲のバラードバージョンが洋楽コンピレーションアルバム「NOW5」とかに収録されて車のCMとかにも使われていい感じでしたね。そのバージョンもいずれ紹介出来たらと思います。このノーマルバージョンも曲調は元気があって前向きでいいですね。歌詞はやや苦めっぽい感じですが、PVとか見てたら。


Can't Let Go / Mariah Carey (1992年)
マライアキャリーは有名過ぎてあえて聞かなくても勝手に流れて来るみたいな感じでしたが、21世紀に入って自分でマライアキャリーのベスト盤的なMD作ろうと思ってちゃんと聞いたら有名な曲以外にもあるわあるわのいい曲だらけで、そりゃあれだけ90年代にヒット飛ばすわな、と納得したりしていました。このバラードもその時初めて知った曲で。神々しさが溢れ出るような狙った感じが王道過ぎて逆に降参するみたいな、いい曲だと思います。よく分からない感想ですいません。


Are You Gonna Go My Way / Lenny Kravitz (1993年)
90年代の洋楽と言えばな曲だと思います。邦題は「自由への疾走」です。ほとんどの人がどこかしらで耳にしたのではないでしょうか。僕的にはマニアックですが2005年からTBSの朝の情報番組で今はもう引退したみのもんた司会の「朝ズバ!」のテーマソングとして覚えています。その頃新聞配達で朝刊配って帰ってきたら「朝ズバ!」がテレビでやっていてこの曲のイントロとかよく耳にしていたので、その印象が強いですね。レニークラヴィッツの70年代ロックの再現性の高さにみんな驚いていたんじゃないでしょうか。ブルーノマーズの70年代ファンクレトロの再現と似たような、そんな感じも個人的にしたりします。


Carnival / The Cadigans (1995年)
これも90年代の洋楽を代表する曲ですね。スウェーデンからアバ以来のヒットを飛ばした、いやエイスオブベイスとか90年代には他にもいましたか。ロクセットとかも確かスウェーデンでしたっけ。北欧の少し長閑で牧歌的な温かみのある音楽も90年代には新しい音楽として認知されて、ホントにこの時代は百花繚乱的にいろいろな音楽があらゆる方向から日本に入ってきて、それがまたカッコよくてよかったりするから、やっぱり追いつかない焦りは勝手に感じたりしていました笑。全部知ろうとするのはやっぱり無理がありますね。未だに聞こうと思っていたハードロックのあれこれが聞けてなかったりするので。まあ一生かけてゆっくり行こうと思います。


Count On Me / Whitney Houston&CeCe Winans (1995年)
ホイットニーヒューストン主演映画第2弾の「ため息をつかせて」のサウンドトラックに収録されている個人的にホイットニーヒューストンのバラードで一番好きな曲です。まあでもホイットニーヒューストンにはバラードの名曲が多くて一概にこれが一番ってなかなか決めづらいところはありますけど。この曲を知ったのは昔勤めていた整骨院で院長が珍しくお気に入りのCDをかけていてそれがこの「ホイットニーヒューストンのベスト盤」とかで、それまでやたら僕の作った編集MDとかかけてもらっっていたので、「先生もこういう音楽聴くんだ」と返って新鮮ではありました。まあこの整骨院、どこかで書いたかもですが、10年勤めた割に最後は院長とのケンカ別れのままとなっていて、あれ以来会ってないです。引きこもって新聞配達しかしてなかった僕を雇ってくれた人生で一番とも言える恩人で、それだけが心残りではあります。いつかまた謝りに行こうかな、と思いながらもうすぐ7年なんですけど笑。何せ人一倍気が弱い人間なもんでして笑。


One Sweet Day / Mariah Carey & BoyzⅡMen (1996年)
90年代を代表する豪華二組による奇跡のデュエット曲でアメリカビルボード史上現時点でも最長記録となる16週連続1位の記録を持つ歴史的なヒット曲でもあります。あ、すいません、今調べたら2019年にリル・ナズ・Xという僕は知らないですがラップ歌手が歌った「オールド・タウン・ロード」という曲が17週連続1位で通算でも19週間1位になっていたらしいです。まあでも僕らの世代ではこのマライアキャリーとボーイズⅡメンのデュエット曲がビルボード歴代最長1位曲として有名ですかね(と言ってもビルボードチャートマニアはそんなにいないと思いますが)。曲としても良くて、高級感漂う当時時代を支配していた両アーティストによる最高峰のバイブスを感じられるかと思います。


Semi-Charmed Life / Third Eye Blind (1997年)
当時FM局からやたら流れて来ていた洋楽のひとつです。関西に住んでいて今も住んでいるのですが、関西では有名なFM802から毎日のように流れて来ていた、たぶん洋楽のヘビーローテーションだったんじゃないかな、そんな思い出深い一曲でもあります。FM802を熱心に聞き出したのもこの1997年くらいからで洋楽とかまだあまりよく知らない時代だったのでFMからさも「当たり前」のように洋楽が流れ市民権を持っていることに余計に焦りを感じて、必死に「追いつかなきゃ」って思ったりしていました。でもよく考えたらFM802の人たちはある意味「音楽のプロ」だから怒涛のように洋楽とか知らない曲流してくるのは当然っちゃ当然で、巻き込まれて洗脳されてましたね笑。まあでも知らないいい曲に出会うのは楽しかったから今となってはいい思い出です。


How Do I Live / LeAnn Rhymes (1997年)
この曲は当時FM802と並行して「洋楽収集」のために聞いていた何回かここでも紹介しているテレビ神奈川制作で関西では京都テレビが放送していた「ビルボードトップ40」というアメリカの最新チャートを紹介する番組で知りました。このリアンライムスはアメリカカントリー歌手で当時まだ15歳だったと記憶しています。それでもこの大人びた歌声を聞かせてビルボードでも2週くらい1位取ったんじゃないかと記憶しております。まだまだ当時聞いていて「いいな」と思った曲があったと思うのですが、今思い出せるのはこんな感じなので、また思い出したらここで紹介したいと思います。


Tubthumping / Chumbawamba (1997年)
これもあの当時やたらFM802から流れてきていました。懐かしすぎる(涙)。洋楽なのに圧倒的に聴きやすくてFM802のチャートとかも席巻していましたね。当時はまだ邦楽より洋楽に重きが置かれていた時代で、FM802独自のチャート「OSAKAN HOT 100」とかでも洋楽の方が長く1位になったりと力関係はまだ邦楽が洋楽を見上げるとかでしたね。友人に言わせると21世紀に入ったある時点からもう邦楽の方がFM802で洋楽より多くかかるようになった、みたいな感じらしいです。まあ今の流行り歌聞いてもあんまり90年代とか程は、というかほとんど洋楽のヒット曲とか聞かないですもん。K-POPとかかな、まだ外国から入ってくる音楽は。今はそっちが主流ですかね。K-POPはあまり詳しくないので、すいません。また機会があれば聴いていきたいと思ったりします。でも去年かそこらで「New Jean」という女性グループの曲はPVとかで見たのですがめちゃくちゃかっこよかったと思いました。ヒットするのはやっぱり理由はあるもんですね。少しくらいは時代についていきたいと思ったりします笑。


Kiss Me / Sixpence None The Richer (1999年)
僕はこの曲は90年代前半の曲だとばかり思っていましたが、1999年なんですね、知らなかったです。これもFM802とかからよくかかっていました。まあ当時は精神的に参っていた時代だったのであんまりいい思い出はなかったような気もしますが。聴きやすい洋楽で日本でも大ヒットしていたかと思います。後に洋楽コンピレーションアルバムとかでもやたら収録されたりしていて、今や90年代の洋楽を代表する、そんな1曲にもなっていますね。すいません、完成したと思ってこの動画12時間くらい入れてなかったです。


こんな感じでまだまだ90年代洋楽のヒット曲や名曲、思い出したら出て来る、出て来る。実はもう一個「個人的10選」の90年代洋楽が次から次に思い出して出てきてしまっているので、それはまた「90年代個人的洋楽10選Ⅵ」とかで紹介したいと思います。今回はラジオからのヒット曲が多かったですね。僕自身音楽を聴き出したのが人より遅く15歳の高校1年で、そこから1年で洋楽の入門編「ビートルズ」を聞き出して、その半年後にボンジョヴィとかのハードロックにはまり、人並みに音楽を知っていると言えるようになったのはさらにその1年後ここでも紹介した関西のFM局「FM802」を聞き出してからになるので「遅れてきた」焦りでずっと追いかけなきゃってひとり感じたりして勉強より音楽を知っていく方がウェイトを占めていたような、そんな気もします笑。まあそれも含めて青春の思い出ですかね。まあでもあの時代90年代のラジオからはホントに洋楽邦楽問わず毎日いろいろな音楽が流れてきて飽きなかったなあ、と懐かしく思い出したりします。もう一回あの90年代の空気を吸いながらラジオからのヒット曲とか一日中聴いてみたいなとか、思ったりします。そんな感じですが、今回はこれにて。ではまた何かの10選とかで。


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