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オンモードとオフモードのスイッチ

新型コロナのおかげで在宅ワークへ強制的な変換をせまられ2ヶ月。コロナのおかげと評すのは、満員電車やハンコといった旧時代の慣習から解放される未来をひと時でも体験させてくれたのは、間違えなく新型コロナウィルスの影響だと考えています。

ここからが本題、毎日オフィスへ「通勤」していたころ私たちは知らず知らずにスイッチを「オン」にしていました。それは朝起きて、歯を磨き、朝食を食べる。最寄りの駅まで歩きながら今日の予定を頭で確認し、職場近くでコーヒーを買ってオフィスに入り、一息つく。という一連の行動全てです。

そして定刻まで働いたあとは、パソコンの電源を落とし、デスクを整理してオフィスを後にし、帰り道で夕飯の買い物をして自宅へ帰る。夕飯の支度をしてお風呂へ入り、缶ビールの「プシュ!」という音を聞くという一連の行動でスイッチをオフにしていました。

身体の様子を説明すると、朝は一連の行動で抗ストレスホルモン分泌と交感神経の活性を高めて、身体を活動モードにしています。運動前に準備体操をするイメージです。夕方、帰宅までの行動は一日の記憶や感情の整理をしながら、副交感神経の活性を高め、回復モードのホルモン分泌が盛んになります。

自宅オフィスでもルーチンを作る

在宅ワークで私たちは通勤と帰宅いうルーチンを失ってしまいました。在宅ワーク移行後、モヤモヤした不調や不眠、食欲の増減、変な肩こりなどシステムエラーを起こした身体は様々な不調を呈しはじめます。

これからも在宅ワークが続く方は、仕事前と後のルーチンを先ずは作っていきましょう。お勧めは朝に散歩をすることと、夕方に食材の買い物をすることです。身体を物理的に別環境へ移動させることで私たちはストレスを発散しています。

なぜ物理的な移動が必要かというと、我々には空間認知能力があり、視覚や聴覚いがいにも無意識で、環境の変化を感じ取っているのです。ゴルフをされる方は練習場とゴルフ場で同じスイングができない。という現象をよくご存じだと思います。

私たちは空間の光、奥行き、高さ、地面の硬さなど無数の要素を刺激として受け止め、身体をオートマチックに刺激に対応するよう調整しています。この「無数の刺激」を得るためには、自宅で体操をするや、画面を見ながらヨガをするより外部へ出る方が、圧倒的に得られる刺激の量が多く種類も豊富です。

様々な刺激に上手いこと適応できるよう調整する能力が、抗ストレスホルモンや交感神経の役割です。そしてストレスのかかる事案を忘れたり、解釈を変えて受け入れたりして、ストレスを減らし身体を回復モードにさせるのが副交感神経や、回復ホルモンの役割になります。

ルーチンを作って、ストレスに適応できるような自宅オフィスを整えていきましょう。

実際にやってみたルーチン化お勧めコンテンツ

私の独断と偏見で効果を感じた順に並べています。朝バージョンから。
・氏神様へお参り
・家族の朝食作り
・パプリカダンス w/娘
・ラジオ体操、ヨガ、逆立ち練習
私の場合、家内と二人の娘がいるので家族を巻き込むパターンのがハマった印象です。

夕方バージョン
・シャワー、お風呂
・缶ビール
・写経、読経
・読書
・ストレッチ
夕方についてはまだまだ模索中で迷走してますので、お勧めの方法があれば教えて下さい!!

7月6日にオンラインイベントを開催します

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