見出し画像

結婚式の“New!”

vol.1326

来週金曜11月22日「いい夫婦の日」です。

こども家庭庁が8月に発表したウェブ調査では、25%の夫婦マッチングアプリで出会ったことが分かりました。

時代によって変わっていくのは、出会いだけではなく「結婚式」も同じ。

最近は、さまざまなカタチが見れています。

〜ということで、本日は令和の結婚式事情について、お届けしたいと思います。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ。


「NOノーマル婚」の時代

まずは、結婚式についての価値観の変化です。

リクルートが企画制作する結婚情報サービス「ゼクシィ」によると、これまでの常識に囚われない「NOノーマル婚」が定着しているとのこと。

〈産経新聞 / 2024年10月25日〉

今年は、これまで以上に男女の役割分担が見直されるようになってきており、新婦が父親にエスコートされるバージンロードを1人で歩いたり乾杯の発声謝辞新郎と新婦で行ったりする例が目立っています。

また、新婦側の定番ともいえる親への感謝の手紙新郎が読むケースもあるそうです。

私が結婚した20年前にはなかった自由な風が吹いています😊

ブライダル総研落合歩所長によると、親が費用を援助する割合は74.2%あるそうで、「ゼクシィ」森奈織子統括編集長

『NOノーマル婚』の意識は新郎、新婦の親や招待客にも浸透している。結婚式の価値観が変わってきている」

と分析。

当然、結婚式場も、より固定観念に囚われない場所が選ばれています。

強い思い入れの場所で挙式

私が結婚した頃は、カジュアルウェディングとしてレストランが人気でしたが、最近はもっとカジュアルになってきています。

例えば、地元の商店街で行うというケースも見られます。

〈mrt / 2024年11月7日〉

会場となったのは宮崎県延岡市にある商店街「山下新天街」

mrtで紹介されているご夫婦は、今山八幡宮で神前式を行い、その後、山下新天街へ。

アーケード結婚式を挙げたのです。

mrt

地元の温かい風景の中で祝福される。

特別な空間で式を挙げるというのが今までの常識でしたが、逆に、ずっと寝食をともにし、愛着がある場特別な空間に仕立てるという発想が面白いですね。

とはいえ、初めて結婚式をやる場所で行う手づくりの運営

式が実現するまでには、道路の使用許可を取ったり、料理の衛生面を考えたりと、たくさんの苦労があったそうですが、きっと、その過程も含めて素敵な思い出になったのではないでしょうか。

今後も、こうしたチャレンジングな結婚式が見られるかもしれませんね。

ファン心理を満たす結婚式

“普段から愛着がある場所” ということでいえば、もう1つ紹介したいのが「電車」です。

全国に鉄道ファンは多いですが、今月、名鉄を利用した挙式が報道されていました。

〈メ〜テレ ニュース / 2024年11月4日〉

これは名古屋のホテルが販売している今年度のみのスペシャルな企画「名鉄トレインウェディングプラン」

第1号のカップルとして今月3日が行われたのです。

費用は、2両編成の借し切り代60万円で、あとはドレスや衣装代などがかかります。

車両は、新郎の方が希望した3400系

2002年まで「いもむし」の愛称で親しまれた車両をイメージした、復刻塗装列車が会場となりました。

大好きな人大好きなものに囲まれ、2人にとって忘れられない一日に。

そして、他にも大好きな “こと” に囲まれた結婚式もあるのです。

バズる結婚式への“助走”

それは、電車同様 “走る” 結婚式でもあります。

まずは、こちら11秒TikTok動画を観ていただけると幸いです。

〈TikTok / clo_says_hi〉

投稿したのは、フランス出身で、現在はパートナーとアメリカのニューヨークで暮らすクロエさん

9月フランス結婚式を挙げたというクロエさんは、何と挙式当日の朝参列者たちとともに7kmのランニングを行なったのです。

〈BuzzFeed / 2024年11月3日〉

みんなで赤いTシャツ短パン姿で揃え、クロエさんはウエディングベールを頭に飾り、軽快に走っています

なぜ、走ったのか?

理由は、結婚式の日であってもマラソンの練習をしたかったからだそうです(笑)

それだけではなく、ご本人曰く

「挙式の前に顔を合わせて、みんなの不安を取り除きたい。そんな想いから、式当日の朝ランを計画しました」

とのこと。

この様子に

「こんなカタチの結婚式?見たことないよ🤣❤️」
「絶対にイヤだ…会うのは挙式の会場でいいw」
「私もランナーですが…これはイヤです😭」
「めちゃめちゃいいですね!私も結婚式の朝、夫と一緒に約5キロ走りましたよ💕」
「さすがに招待状に、ランニングについて書かれているんだよね?私は『不参加』と書いて送り返すよw」

など、さまざまな反響の声が。

バズりにバズり、この動画は、すでに150万回以上再生されています。

2年前からランニングを始めたクロエさんは、11月3日ニューヨーク・マラソンに向けて準備していたそうで、今回の企画に、135人の招待客のうち、45人がランニングに参加してくれたそうです。

しかも、中には初心者の方もいたとのこと。

午後4時から本番の式があったそうですが、参列者の愛を感じた結婚式になったのではないでしょうか😊

スポーツ×結婚というのは、個人的には非常に興味深い

今後も、こうした自由な発想の結婚式は見られていくでしょう。

結婚式を考えているお知り合いがいらっしゃったら、ぜひ参考にとお伝えくださいませ(笑)

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?