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新しい休息「サイバーローフィング」
vol.146
昨日は【良い睡眠で、良い人生に】と題して、睡眠の重要性についてお話ししましたが、
今日は日中の休息について取り上げたいと思います。
休息の本来の目的は、しっかりと心身を休めることにあります。
…ただ、正直なところ、仕事中は休憩はするものの休息はしていないというのが現状です…
特に企画・クリエイティブを行う仕事ということもあり、行き詰まって休もうと思っても、気がつくとネットやSNSをスクロールしながら、ブレイクスルーのきっかけを探してしまう…
良くないなぁ…と日々思っていたのですが、最近、ちょっと心が救われる休息の方法を目にしました。
それが、「サイバーローフィング」です。
〈lifehacker / 2024年10月30日〉
サイバーローフィングは、「サイバー(cyber)」と「ぐずぐずする(loaf)」を組み合わせた造語。
仕事時間中にネットサーフィンやSNSの利用、オンラインショッピングなどを行う行為を指します。
一見するとサボっているように見えるわけですが…、この行為について、テクノロジー業界に精通するジャーナリスト、ドーン・カワモトさんが、アメリカのウェブメディア「Built In」の記事の中で、このように仰っています。
「新しいスキルの習得など、目に見えるメリットもありうる。また、心の健康や幸福のために必要な休息として利用する場合もある」。
ほほぅ…、「心の健康や幸福のために必要な休息」ですか…
その言葉に、普段の自分が肯定されます(笑)
また、『「怠惰」なんて存在しない』の著者で、社会心理学者・作家・教育者であるデヴォン・プライスさんも
「機嫌よく仕事に集中するためには、だらだらとローフィングして過ごす時間が必要なのだ。それを「時間の無駄」だとみなすのは、トイレ休憩は道楽だから不要だと言うに等しい。
(中略)
経営者は嫌がるかもしれないが、こうした時間の使いかたは「泥棒」ではなく、必要な「息継ぎ」なのだ」
と、サイバーローフィングの有効性を主張しているのです。
個人的な実感としても、完全に休んでしまうと、リスタートする時に頭が働くのに時間がかかるのですが、サイバーローフィングの場合は、気晴らしになりつつ、すぐに頭を働かせることができると感じております。
ということで、全面的にオススメしたいわけではないのですが、すでにこの習慣がある方は、「活かしていくのもアリなのかな?」と思いました。
ただし、上記ライフハッカーの記事の著者、鈴木拓也さんは1分から最大3分程度と時間を決めた上で、以下のいずれかのことをすることを推奨されております。
(1)Yahoo!ニュースのヘッドラインだけを上から下にながめる
(2)お気に入りのYouTubeチャンネルの動画を聞く
(3)ネット通販で来月買うものをピックアップ
(4)次回行く旅に関する情報をちょっとだけ調べる
(5)プロのフォトグラファーの写真投稿サイトをざっと見る
ちなみに、(2)は動画を見るのではなく、音声だけ聞くというのがルールだそうです。
私は、(1)をやりながら、(5)についてはPinterestもしくはInstagramを主にさらりと見るようにしています。
また、交通費の精算など、息抜きに単純業務をこなす際、YouTubeのビジネス系動画をBGMとして流すことが多いです。
そうして上手くコントロールできれば、サイバーローフィングもきっと有効なんだろうなのだと思います😊
もちろん、業務内容によってということもありますし、合うかどうかは人それぞれでしょう。
〜というぐらいの軽い気持ちで受け止めていただけると幸いです。
連休2日目は、昨日が雨がウソだったかのように横浜は快晴。
朝、散歩に行きましたが、非常に気持ちの良い時間を過ごせました。
まだまだ、今日一日は長いですので、皆さんもぜひぜひ良い日曜をお過ごしくださいませ。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!