指標を変えると、意識が変わる
vol.117
今日も危険なほど暑い…(汗)
京都で39℃予測が出るなど、40℃前後の気温を目にすることが多くなりましたが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか…?
〈ウェザーマップ / 2024年8月2日〉
昨年、「地球沸騰化」というキーワードが世界を駆け巡りましたが、私たちのスタンダードはすっかり変わってしまっているようです…
こうした話が出た時、敏感に感じる人もいれば、なかなか自分事化できない人もいるでしょう。
そうした中、面白い視点だと思ったトピックがあります。
新しい指標「outdoor days」です。
〈IDEAS FOR GOOD / 2024年4月23日〉
その名の通り、「屋外日数」の指標。
実は何と、この指標は仕事やレジャーなどの屋外活動が快適な温度の範囲内で行える年間日数のことを指しているのです。
つまり、数字が低いほど、家から出たくない日が多いということになります。
これは、生活者の立場で考えれば、屋外日数が少ないことはレジャーを楽しめる日が少ないという不都合が見える化されますし、
経営者の立場からすれば、リモートOKの会社なら、社員が出勤してくれない日を想像するかもしれません(笑)
それぐらいなら良いですが、もっと不都合な現実を目にすることになるでしょう。
生活者の外出が減ることで売上・利益が減少する業界や会社は多いからです。
例えば、旅行を例に挙げると、温暖化によって地中海周辺地域への渡航が減るなど、すでに人々の旅行パターンに影響が出ているとのこと。
こうした新しい指標があることで、今まで単に「暑くなっている」という話から、「不利益を被る」と捉える人が増えるというわけです。
つまり、自分事化する人が増えるとも言えます。
今回の「outdoor days」の話は、新しい指標が生まれると、新しい視点が生まれ、意識が変わる、そうした可能性を示唆してくれている。
何か意識の変化を願う際のヒントになりますね😊
ちなみに「outdoor days」によると、日本では2071年から2100年の間に8月の屋外日数が極端に減少する予測が立っているそうです。
…ちょっと先過ぎてピンとこなかったら、…すみません…(汗)
ちなみに、明日、明後日は、8月最初の週末ですね。
皆さんにとって、快適な外出日和になるのか?
そんなことがちょっと気になるところですが、ぜひぜひ良い休日をお過ごしくださいませ〜
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