魔法とは誰にでも身につけることの出来るアレである
あんまり匂わせるようなタイトルに魅力は感じないから、目次でさっさと確信部分まで飛ばしてしまいたくなるのは、長年の職業病でしょうか。オタクらしくちょっとアレな感じのタイトルにしてみました。そしてついに何を書き出したんだと思うでしょうか。今日は魔法についてです。
小学生の頃から魔法少女のアニメが好きでした。何というと年齢がバレるので(公開しているけどな)ここは伏せておきますが、とても人気で世の女の子がどれだけ魔法少女にに憧れていたかがうかがえます。私もその一人。
子供の頃に夢中になったことを思い出すことはこの人生においての使命や事業のヒントになるとよく聞きます。私は本を読むことや歌って踊ること、絵を書くことが好きでしたが、それは全て行動としての好きであって、何かの興味対象としての好きは別にあるかもと思っていて、それが魔法なんじゃないかと最近思ったのです。
そしてその魔法というものが「もしかしたらこれかもしれない」という話をこれからします。
魔法というものとの出会い
出会いは冒頭に書いたより少し前の幼稚園生くらいの頃でしょうか。魔法戦士的な実写の番組がお休みの日の朝の時間帯に放送されていたこともあって魔法のステッキなどが大好きでよくねだっていました。一振りで何かビーム的なものが出たり(多分違った)、コンパクトを開けば変身できるとか、ぴっ!ぱっ!って感じで何かが現れる素晴らしい魔法。それもだんだんと現実では起こらないことに気が付きつつも、どこか諦めていない少女時代。
その後少しだけ大きくなって、小学生。同年代の方にはあるあるかもしれませんが、恋のおまじないなどの本が児童書で出ていたりして友達の中でも人気でした。片思いの男の子に好きになってもらう方法、目が合う方法みたいなやつ。なんだかかわいい。私もそんなものをやってみた記憶があります。しかしながらその時に恋していた歴代の男の子たちの名前は思い出せてもおまじないが効いた記憶はとんとありません。
My birthdayという雑誌をご存知でしょうか?2006年ごろまで10代女性をターゲットにした占いの月刊誌。何を隠そう愛読者でした。そこで販売されているおまじないブレスレットなどをお小遣いを貯めて買っていたものです。
ブレスレットのプレートに掘られた文字のところに、叶えたい夢の種類によって違う色のクレヨンをグリグリと塗って溝を埋める。赤は恋愛、青は友情…シルバーのブレスレットを買ったので色は青が合うけど、赤がいい!とかそんなことを悩んでいました。いや、そこ悩むの。
他にも魔女になりたい女の子が読む魔法のやり方が書いてある本や、おまじない、占い、そんな言葉のつくものに惹かれて星や天体にも興味があったと記憶しています。
魔法や占いなんて地に足ついていない事?
あんなに雑誌の巻末の占いを読んでラッキーアイテムにラッキーデーにとソワソワしていたと言うのにいつの間にか「占いなんて信じてるの?」「占い信じてるやつは地に足ついていないよね」まして魔法、なんて言葉は古のなんならファンタジーの世界の話に。
狭い世界の中の話ではありますが年齢が上がるとともにより色々な人種の人と出会います。言葉が強い、声が大きい人の言うことが真実かのような錯覚に陥るんです。いわゆる「ギャル」と呼ばれる女子に「占いなんて信じてるの?」とか「だっさ」と言われれば内気でデブで目立たない私は「そうだよね…」となるしかありませんでした。見えないもの、不確かなもの(というよりこの頃の感覚だと「空想の話」のようなニュアンスがある)を信仰している、好きであるということは変なヤツ、頭おかしいヤツのレッテルを貼られて無視対象なんですよね。ああ、なんという悲惨な。私はそれを恐れて必死に人と合わせる負のスキルを磨き上げました。
この頃に自分を出していてちょっと変わり者扱いされていた人はもれなく今自分を表現して人生を謳歌していますよ。ああ、この話も別の機会にしたい。
スピリチュアル界隈で占いでこうだったから〜と何にも変えないで当たってる当たってないで一喜一憂する割にだからってどうもしないか振り回されて自分で決めようとしない人に「自分を持てよ」と言うブームと申しますか、そんな流れ会ったと思うんです。私も占ってもらって「わ〜い!今月いいことあるんだ〜」とその場では喜んだりしてその後何も変わらない奴に腹が立つというなんとも複雑なポジションにおりました。そんな私本人はと言いますと「いい事だけは信じてる〜」とポジティブに大人にそういうものを使ってますよ風を装って、ネガティブな部分を割と気にして気をつけたりしました。
あ、これって占い信じてるよねとお気づきでしょう。そう、私はそういうの大好きなんですよ。星占いは占星学がもとになって導き出されているから、きっとラッキーデイとかアンラッキーデイはその時の星の位置で分かるから信憑性あるんじゃないかなって今は割と冷静に思いますし、雑誌も巻末の占いとか読んで記憶しておくタイプです。なるべく地に足のついた使い方をしたいと思って、メモとったり見返したり割としてました。が、悪い時期も順繰りやってくるし結局はそれを受けて「私はこうしていきたいけど、そんな流れの時にどうやって行こうかな」ってだけなんですよね。恐れていても変わらない。
おまじないしたところで隣のクラスの彼をずっと眺めているだけで視界に入らなかったら好きになってもらえるはずないじゃないですか。地に足つけるというか巡ってくるリズムを味方に付けつつ、何かしらのアクションはしないとダメね、と思うのです。別に積極的に行かなくても、相手から話しかけてもらえるように仕向けるのも行動ですしね。って小学生の頃の私に言ってもさっぱりだろうな(笑)
で、現代における魔法とは?
で、本題!いよいよ確信に迫ります。占いもすき、おまじないも好き、15歳になったら私は何か特別な力が目覚める!と信じていたまいこさん(笑)
最近買った本がこちらです。
愛知ソニアさんの「神さまとつながる白魔女㊙術 現実がミラクル超変化する実践白魔法入門」少女時代の私が手にしていたらもう発狂していたことでしょう。
ちょっと手に取るのに勇気がいりますが、Amazonなので安心。
親しい人たちと1年半くらい前に展示をしてそのときにもチラチラと「魔女になりたい」と話をしていたのですが(ガチです)最近またそのメンバーと会って話していて思い出したので、吟味してこちらを買いました。実践的且つ歴史も学べる1冊。
魔女が迫害された歴史から、有名な魔女の話や神話など。臨時収入の入るおまじないなど。え?そんなのあるの?というようなものから本格的なお話まで。なかなか興味深いです。魔女名を決めたり白魔女宣言もして、私も実は魔女デビューしています。彼に誕生日プレゼントにワンドも買ってもらってます。
そんな、割とガチめに魔女を目指している私ですが、魔法なんて本当にあるのかな?という疑問について考えてみました。
世間で「魔法ぅ?」と鼻で笑われたり、それこそ痛いと思われてしまうものは恐らく全く無いものを目の前に出現させるとか、一瞬で何かを変えてしまうようなものなのではないでしょうか。魔法の杖を一振りしたら目の前の人が急に優しくなって、夫婦関係が円満に、とか。記憶を忘れたかのように別人に、とか。魔法、というものが魔法少女や魔女の出てくるアニメのイメージなのだと思います。
本を読んでみると魔法というのはそんな現実離れしているものではありませんでした。レベルの高い魔女になると大変危険な魔法もあるにはあるらしいのですが、地に足をつけること(グラウンディング、アーシング)や、セージを焚いてスマッジングをし、瞑想をして精神を整える。これって現代の私達もやっていますよね。儀式の前にはそれをします。月ごと曜日ごとにマッチする魔法があって、その日を気にして選ぶとか。祭壇をつくるにしてもその場所を清掃して綺麗に整えておくだとか。とても丁寧な暮らしの習慣だと思うのです。毒りんごを煮るとかじゃないんです。
月の満ち欠けを気にして、数日に渡って儀式をしたり、それを効果が出るまで実践してその時の気持ちを感じてまた続けていく。魔女になるには修行が必要。この修業って継続しなければ意味がないのです。
あれ、もしかして、魔法って習慣のことなんじゃ?
と、たては思いました。
前の記事でもご紹介した岡崎直子さんの過去にやられていたプログラムで惑星「キロン」に関するするプログラムがありました。そこでは傷を持って生まれてきたキロンがその傷を隠すために劣等機能として現れている、そのキロンをそこから出すために傷自体を認識できるようになり、キロンの力を良き方向に使うために良き習慣を増やし、キロンのいる王国の国王様の創造的な時間を作っていくというようなもの。そのプログラム中に忘れられない言葉がある。
「習慣はプリマ・マテリアである」
プリマ・マテリアとは宇宙の全ての物質の元となっている基本物質。その習慣があらゆる物質をつくり出す。自分の限界だと感じている人生の先に行く事ができる、そんな習慣をつくり出すというもの。
人間は忘れる生き物です。習慣化、というのはとてもむずかしいといと感じて挫折した経験が誰しもあるはず。それは一瞬でぱっとできるようになるものではないのです。
毎朝起きてコンビニでおにぎりを買って会社で朝食として食べる、そんな生活が毎朝早起きして朝食を自分で用意するようになり、自炊を日課にして結果体重が減った。習慣を変えないうちは何をしても痩せなかったのに、もう魔法のようではないですか。一瞬ではないけど、しっかりと私の現実が変わりました。
いやそんなん当たり前やろ、と思われるかもしれませんがあの頃の私にしたら習慣を変えられること自体も夢のようなことだったのです。習慣を変えるには「何かにくっつける」「環境に記憶させる」というのが有効だそうです。満月の日には満月のエスバット(願掛け)を、新月にも。この曜日にはこの魔法を。毎日このボールを見たら小銭を入れて呪文を唱える。そんな風に習慣化する。明確な目的のある習慣を行うならそれ相応の行動を気が付かないようにするようになる気がしますよね。ボールを置くスペースを作るためにとか散らかっているところで儀式をしても効果なさそうだからその周りを掃除するとか。それが結果豊かさを招くとかに繋がっていく。そんな日々の習慣が魔法なのではないかと思いました。
ここで紹介したボールにお金を入れて呪文を唱えるおまじないは「臨時収入が得られる」というキャッチーなものなのですが、7日間に渡り呪文を唱えて小銭を入れていきます。呪文の中に「お金は増えます」と唱える部分があるのですがお金が「ない」と言っていたものを「増える」と言う、現代でいうところの【口癖を変える】ということと似ていたり、3枚ずつ硬貨を入れていくので7日後にはたしかにボールの中のお金は増えている。魔法の効果がそれですってわけじゃないけど、しっかりと口癖を変えて行動も変えて目の前にお金が増えているというのを体験している。それが繰り返すことでもっと大きな現実の変化に繋がる、習慣と言葉による書き換え。
魔法なんて言うと怪しくてどこかおとぎ話のようですが、その変化が魔法というものならば、もしかしたら出来るような気がしました。
あなたはどう思いますか?
終わりに
魔法とは誰にでも身につけることの出来る”習慣”である
最初からジャンプしてきた方、いるかな?(笑)これだけ読んでもちんぷんかんぷんですよね。突飛なことを言っているように感じるかもですが、それぐらい習慣を変えるということは現実をかえるパワーがあります。魔法をかければ変わる!というのはにわかに信じられないかもしれないけど「魔法かけてもらったし、今、私は自分の力を発揮できるんだ」と思って毎日を過ごした場合に行動が変わってきますよね。一つ一つは小さくても選択が変わる。それが習慣になったらどうでしょう?毎日そんな魔法をかけてもらったら人生が変わっていきそうですよね。
私自身長野に引っ越してきて場所が変わったことにより習慣が変わったなぁという自覚があります。食生活も変わったし、一緒にいる人も変わったので口癖も変わってきたように思います。ワンドを買ってくれる人と一緒にいますからね、新月と満月の儀式も「もっとそういうのやって」と喜んで参加してくれます(笑)そんな人との生活で、今後私がどんな魔女になっていくのかが自分でも楽しみであります。
読んでくださっている方は人生を変えるかもしれない「魔法」というものにどんな種類であれ興味がある方だと思うので、魔法は習慣かもしれないと思って習慣化したいな〜と思っているものを少しずつ、小指の筋力を鍛えるかのごとく修行していくのはいかがでしょうか。私もこうして迷走して収集つかなくなりそうな文章を下書きを1日1回開けて、なんとかすこしずつ書いてまとめるというのを修行中です。思い浮かばなくてもどうでもいい蛇足も何でも書く!モーニングページと同じですね。その先には全く別の望んでいた結果に繋がったり、魔法のような現実が現れるかも。
蛇足も蛇足ですが…
大好きなバンドが魔法のことを歌っている歌があるので貼っておきます。
GRAPEVINE好きなんですよね。魔法は何、とは言っていないところがいい。
6/11追記。
魔女修行中の私。サイキック能力を高めるため、直感を鍛えるトレーニングのためにカードリーディングの練習を日々を行っております。長野に来てあまり人と話していなくて口もなかなか回らなくなりそうなのでw公式LINEで無料のリーディングセッションをします!6/12〜募集開始しますので、たてまいことお話したいよ〜という方、2021年の下半期どんな感じでスタートしたらいいのかな?って思ってる方も、気軽にお申し込み下さい。私の勉強してきたISD個性心理学の最新の気象学データを元にした運気のリズムなども見られます。
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