城崎温泉にて② | 自然が生んだアート・玄武洞
前回からの続き。
今日も快晴。
もっとのんびりしていたいのですが、そろそろチェックアウトの時間。
緑風閣のみなさん、お世話になりました。
大満足のお宿でした。
10時前にチェックアウトして城崎観光へ。
大田垣さんは、あの有名なクロヨンダム(黒部ダム)を建設した関西電力の当時の社長を務められた方。その時に使われていたロープウェイを御自身が生まれ育った城崎に、と発案され、関西電力のバックアップの下に出来たのが、この城崎温泉ロープウェイなのだそうです。
以前、立山に登り、立山黒部アルペンルートで黒部ダムに行った時以来、私は黒部ダムのファンなので、まさか城崎と黒部ダムにこんなつながりがあるとはと、資料館も興味深く見学しました。
次は、ロープウェイの途中で下車して温泉寺へ。
正直なところ、ロープウェイの途中にあるお寺で名前も温泉寺なんていかにも観光客目当てのお寺なのかなと思ってました。
せめて記念に御朱印だけ頂こうと寄ったのですが、ついでに拝観させていただきお話を聞いてみたら、非常に由緒あるお寺であることが分かりとても良かったです。
勉強不足で大変失礼しました。
ここは720年に城崎温泉を開いた道智上人により738年に開創された古刹なんですね。
上人は、衆生済度のために諸国をめぐり、城崎の地に来て一千日間修行をされ、その功徳によって温泉が湧出し城崎温泉が開かれたということで、それが現在の外湯のひとつ、まんだら湯、の由。
その後、寺を開創し、聖武天皇から、城崎温泉の守護寺として、末代山温泉寺の名前を賜ったとのことで、千三百年間、城崎温泉と入湯客を見守ってきた山陰の名刹なのだそうです。
次は日和山海岸へ。日本海の海に来ました。
浦島太郎の伝説が残る島で、この島で浦島太郎が玉手箱を開けたのだとか。
写真では小さくてよく見えませんが、島には白い東屋があります。
1950年に伝承を伝えるために竜宮城を模して建てられたのだそうです。
なんともロマンチックな話です。
なんと大昔に妻のお母さんは社員旅行でここに来て泊まったそうでびっくり‼️
昔は周辺の様子も全く違ってたようですが。
次は玄武洞。まさに自然が生み出したアート。
素晴らしかったです。
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約160万年前の自然の神秘を感じることができる玄武洞公園。
火山活動によって流れ出たマグマが冷えて固まるときに規則正しいきれいな割れ目をつくり出し、柱上に節理が形成されました。
玄武洞公園には「玄武」「青龍」「白虎」「朱雀」と、中国の四方を司る四神の名前がつけられた洞窟があり、玄武洞、青龍洞は、国の天然記念物に指定されています。(豊岡市観光協会のHPより)
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城崎温泉街に戻ってお土産を買ったら、15:00になったのでチェックイン。
今日のお宿は、ときわ別館、です。
妻の両親には露天風呂付きの部屋を予約。
私と妻は普通の部屋ですが、ここは中庭があって、ちょうど紅葉がピークで部屋からの眺めが見事でした。
綺麗な庭を眺められる席で、みんなで早速ハートランドビールをごくり。
焼酎やワインなど他のお酒もありました。
このサービスはすごく嬉しかったです。
落ち着いたので内湯に行きました。
ここも前日の緑風閣同様、城崎ルールに従って内湯は小さめでした。
撮影禁止なので写真はありませんが、男性用は露天岩風呂で他に誰も入ってなくて城崎温泉をのんびり楽しみました。
この日は疲れたので夜の外湯巡りには行かず、内湯を楽しんで、中庭をのんびり眺めてゴロゴロして過ごして熟睡。
楽しい一日をありがとうございました。
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最終日の朝も良い天気でした。
まだ夜明け前から内湯の露天風呂でのんびり。
誰もいなくてゆったりでした。
名残惜しいですが、朝食後にチェックアウト。
ときわ別館のみなさま、ありがとうございました。
こちらもすばらしいお宿でした。
ずっと憧れていた城崎温泉。
最高でした。来れて良かった。
私たちのお宿が外湯が集中している中心エリアから少しだけ離れていたので、外湯を回りきれませんでしたが、中心エリア近くのお宿に泊まって外湯巡りを集中的に楽しむ、という楽しみ方もあるな、と思いました。
また来たいところですね。
レンタカーで京都に戻って、ここで妻の両親たちとはお別れ。
義父も義母も大変喜んでくれたので良かった。
私たちは京都駅でいろいろ買い込んでから新幹線で東へ。
京都駅も美味しいものがたくさんありますからね。
城崎温泉、ありがとう!
楽しかった〜
おわり
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