日本三景・宮島① | 静かな神々の島 | 泊まって良かった
2024年1月5日
日本三景。
天橋立と松島は行けたので、残るは宮島。
ということで、2泊3日で出かけることに。
宮島は広島から日帰りでも十分行けるが、泊まって夜と朝の静かな宮島を味わうのが良い、という外国人ツーリストの方の言葉に従うことにしてみました。
大正解でした!
朝ちょっと仕事してから家を出て、新幹線で広島に着きJRに乗り換えて宮島口へ。
そこからフェリーに乗った頃にはすでに夕陽が綺麗な時間帯になってました。
お迎えのバスに乗せていただいて、今夜のお宿、宮島グランドホテル有もと へ。
ホテルのHPによると、
創業から400年、宮島では一番の老舗旅館、前身は大根屋という旅館で、江戸初期から宮島の参道入り口の有の浦という海岸沿いで参拝客をもてなす宿として営業していたそうで、今の宮島グランドホテルは約40年前にその大根屋旅館の別館として現在の嚴島神社の裏手高台にオープンしたそうです。
家を出てから6時間ちょっとの長旅でしたから、まずは靴下を脱いでくつろいでビールをゴクリ。
あ〜落ち着く〜、至福のひととき。
ひと息入れたら温泉♨️へ。
お風呂の写真は撮影禁止で撮れてないので、以下のHPを見て下さい。
いいお湯♨️でゆったりくつろげて幸せでした。
温泉で温まったら夕食。
この後、ガイドさんによる宮島ナイトツアーに参加予定なので、その旨をお伝えして早めにお料理を出してもらいました。
お腹一杯になった後は、20:30からの楽しみにしていた夜の宮島散策ガイドツアー。
15名くらいの参加者でホテル出発。無料です。
専門のガイドさんにツアーをしていただけるのはありがたいですね。
普通に散歩しているのとは旅の深みが異なります。
人がいない静かな冬の夜の宮島の様子は、観光客でごった返す昼間の風景とはまったく違って、なんとも美しく神々しくて、宮島に行くなら宿泊されることをおすすめします。
厳島神社にも近くて、ガイドさんのツアーもついてくれて、食事も美味しかったし、お風呂も気持ちよくて、みなさん丁寧で親切で、有もとのみなさん、楽しい旅の思い出をありがとうございました。
とても良いお宿でした!
ちなみに、今回はふるさと納税で宿泊費も安くなりました。
カード払いの場合は、予約時の事前決済ではなく現地決済にする必要がありますのでご注意を。
ホテルの部屋にあった案内に従ってwebでカード払いでふるさと納税の手続きをして、チェックアウトの時に寄付金の30%分を支払いの一部に充てることが出来ます。
さて、
もみじ饅頭の話はガイドさんにお聞きした話を、家に戻った後にネットで調べてみました。
もみじ饅頭を生んだ元祖は、JR宮島口駅のそはにある高津堂というお店とのことなのですが、以下が高津堂のHPに書かれているその歴史です。
もみじ饅頭 の由来と歴史。
それは、1906年までさかのぼります。
明治の元勲、伊藤博文はたびたび宮島にある
紅葉の美しい紅葉谷(もみじだに)を訪問されていました。
ある日、伊藤博文は紅葉谷の入り口にある茶店に立ち寄り、お茶を差し出した可愛い娘の手を見て、「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と冗談を言ったそうです。
そんな伊藤博文が、紅葉谷に訪れる際に泊まっていた宿が紅葉谷の入り口にある老舗旅館の「岩惣」。
岩惣に和菓子を納品していた、和菓子職人の 高津常助は、伊藤博文の冗談話を耳にしていた「岩惣」の仲居 おまん からの助言もあって
もみじの葉を模った饅頭の製造に取組み始めます。
試行錯誤の末、現在のもみじ饅頭の原型となる
「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタート。
高津堂 高津常助が「紅葉形焼饅頭」を販売スタートしたこの瞬間こそが、広島銘菓 もみじ饅頭 の誕生でした。
とのこと。
「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」
なんてセリフは、、、
いかにも明治の元勲が言いそうですね。
つづく