#20|紙|2024.12.12
塚田ゆうた『RIOT』
単行本になったので、よんだ。
田舎の高校生たちが自分たちの好きなことを活かして、紙の雑誌「ZINE」を作る話。
兄の影響でPOPEYEのようなカルチャー誌を愛読するシャンハイと、学校で自作のTシャツを売るアーティスティックなアイジ。ふたりがそれぞれライターとデザイナーを担当し、手さぐりでZINEを作ることに始まる「紙の革命」の物語。今後仲間が増えそうな感じもあり、アツい。そしてエモい。
先週、文フリ行って、実際にZINEとか作ってるひとたちと会ったばっかだったから、しっかりエモに浸ってしまった。楽しく何か作るのはやっぱいい。
来年1月開催の京都文フリにもいく。たぶんだけど、佐々木敦氏のブースを手伝うなどしてるはず。
前よんだ『cook』がいまの気分とけっこう合ってたので、最近は坂口恭平の読んでなかった本をまとめて読んでる。
具体的にはこのへん。
タイトルに内容が全部集約されてるので、余計な説明が不要なのが坂口恭平のすごいところ。
正直、それぞれの本で書かれてることは、かなり重なってるんだけど、だから逆に、料理でもお金でも事務でもテスト勉強でも、おのおのがいま気になってるチャンネルから、その思考法を会得できるようになってるのもすごい。
このへんの話は『RIOT』と繋がりそう。
そう言われると坂口恭平は、かなり「紙の革命」家性のある作家だな、と思う。
とか雑談してるうちに終わりそうだけど、まあそれでいい。とりあえず、20回「継続」できた✌️