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【自分史】そっか、普通じゃないのか。

初めてのカウンセリング

先日、人生初のカウンセリングを受けた。
初回だから色々なことを質問された。

 私のこと
 家族のこと
 友人のこと
 学生時代のこと
 仕事のこと
 病気のこと

その中で、家族のことを聞かれた時に少し困ってしまった。

母という人間

うちの母は束縛しがちな人間だ。

 どこに行くの?
 誰と遊ぶの?
 ご飯なに食べた?
 何時に帰るの?
 遅かったね、何かあった?

小さい子どもに言っているのではない。
いい歳の大人である⇒⇐に言っているのだ。
ほとほとウンザリする。

このことをカウンセリングのときに伝えた。

「え?!あらららさん3X歳ですよね?」
「はい、3X歳です…」
「ちょっと…お母さん、気になりますね」

カウンセラーさん、ドン引き。

そっか、普通は30代にこんなこと聞かないんだぁ。

初めて母の様子がおかしいと自覚した。

負の遺産

うちの母は過保護というより過干渉だ。

進路相談には乗ってくれなかったくせに、その日の昼食に何を食べたのかは知りたがる。
よく分からない干渉の仕方をする。

そして、干渉以外にも母から貰ったものがある。

それは『何もかもがきつい』という固定概念だ。

 仕事はつらいものだ。
 結婚は上手くいかないものだ。
 人生は大変なものだ。

 大変だ、たいへんだ、たいへんだ。
 辛い、つらい、つらい。
 楽しくない、たのしくない、たのしくない。

 <人生は、ネガティブ、だ。>

これが母から受け取ったメッセージ。
私を縛り付ける鎖。

 仕事は楽しんではいけない。
 結婚してもいいことはない。
 人生は苦痛に満ちている。

 そうなんでしょ?母さん。

これから

私の色々な不調は<ここらへん>の歪みが原因かもしれない。

こういう「家庭の教育」ってよその家庭と比べらにくいから、なかなか気づけない。カウンセラーさんに聞いてもらって初めて認識できた。

まだまだ、初回カウンセリングが終わっただけ。
これから何回もカウンセリングを受ける。

その度に私は「いびつな私」を認識して、「新しい私」に生まれ変わるのだろうか。

少しの不安と、
多大な憂うつと、
ちょっとの楽しみが胸でせめぎ合っている。



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