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1分で話せ

昨日から手に取り、本日読み終えた一冊。

「世界のトップが絶賛した 大事なことだけシンプルに伝える技術
 1分で話せ」 伊藤洋一 著

 世界のトップとはソフトバンクの孫社長のことで、プレゼン大会で彼から「おもしろいね、任せてみたいね!」と特別にコメントをもらった著者が
経験をもとに、「1分で伝える力」を伝授しようと目指した一冊。

 まず「みんな人の話を聞いていない」ということからスタートし、いかに
人を動かすようにロジック(左脳)をまとめ、イメージを想像させ(右脳)
るか、そして、そのためにはどうするかということが伝えられている。

 さらに日本人にありがちで特徴的な思考方法が、プレゼンすることへの苦手意識につながることについても触れられているので、プレゼンが苦手と思っている人にはオススメの一冊。

 著者はヤフー株式会社 Yahoo!アカデミア学長ということですが、
ちょうどワタクシこの本を読んでいる間、yahoo!の検索をすることが、多かったのは気のせいだろうか…。

 それはともかく、既視感のある「ピラミッド」で主張と結論を整理するという説明がありまして、早く、この一冊を読んでおけばよかったと思ったのが正直なところです。よく見て知ってはいるけれど、イマイチ自分の中では消化できていない部分だったから…。理解力が追い付いていなかったというか…。(文章塾のイベントでよく見かける本だと思い、手に取ってみたのです) しかも「ロジカルシンキングが苦手なのだ~」と自覚がある私には必要なスキルのはずなのに!!まぁ、今、手に取れてよかったと思おう。

 「本当に意味が通じるのか?つながっているのか?」ここポイントでしたね。あと「考える」というのは結論を出す行為であり、「悩む」は無限ループで明らかに違うとか…。
(悩んでも当たり前ですが、結論は出ないわけです)

 あぁ、そうだったと思い返すことができました。すぐには上達はできないと思いますが、今一度、初心に帰って学ぼうと思った一冊でした。
 

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