みたてのくみたて
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「みたてのくみたて」 見るだけでひらめくアイデアの本
田中達也 著 ミニチュア写真家・見立て作家
「見立て」とは
①対象を他のものにたとえる、なぞらえること
②見て、いいものを選びきめること
どこかで見たことがあるものが、ユニークたっぷりに
ミニチュアで組み立てられ表現されている「みたての世界」。
著者が2011年4月から1日も欠かさずSNSにアップされ
その数5000点以上。
「どうして、アイデアが尽きないのですか?」という質問への
回答として出された本で、発想の秘訣を、余すことなく伝えられた一冊。
数々の作品が登場していて日常で目にするこんなもので表現されている
ことの驚きや、タイトルとのリンクに、思わずクスっと笑えます。
「私はこう発想しました」というヒント、視点や組み合わせから著者の発想のコツもまとめられています。
先月、日本橋の高島屋で田中達也「みたてのくみたて」展を観に行き、
思わず来年のカレンダーや記念グッズのミラーを買ってしまうほど私のツボに入ってしまったんですね。
たしかNHKの朝ドラでサザンの曲に合わせて、様々なミニチュアによって
昭和の時代感が映し出されていたような記憶がありました。
本があるのをみつけてさっそく図書館で借りてきた一冊です。
発想のコツがつかめればと、頭の中をこねくりまわしている最中だったので
ふむふむと。
見立ては「今あるもの」で工夫する力とありましたが、今、私の中で
持っている、今までの経験から「ごっこ遊び」をするように創り上げられたらなという視点をいただきました。