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【旅行記】「盛岡」がある幸せ 「お土産・観光」パート

今回も盛岡旅行のお話

旅の目的である「座敷わらし」さんに無事逢えた自分でしたが

とある想定外の幸せにも遭遇していました

その幸せとは、一体何なのか!?



では、後半パートをどうぞ!


ちなみに、目次を見るとネタバレします(苦笑)


お土産

①老舗 白沢せんべい店

白沢せんべいの外観

岩手名物「南部せんべい」をお土産にしたいけど、どこのお店のがいいかな・・・

迷った挙句に地元でも買えるものを選んでしまったらどうしよう・・・


なんて悩める自分にぴったりのお店がありました

ココア味の南部せんべい

お店で一枚一枚丁寧に手焼きされている現場にたまたま遭遇

手焼きの現場

機械でバンバン作るのではない、昔ながらの感じが素敵です


また、店舗を見渡すと無料の小袋とかわいいスタンプを発見

特別感のあるお土産の完成です(笑)

無料の小袋とスタンプ

南部せんべいは1枚約100円~150円

盛岡駅から徒歩30分、バスを使って15分ほどです


会社のお土産にしましたが、スタンプ含めて好評でしたー


②関口屋菓子舗

関口屋菓子舗

昔ながらの製法で盛岡駄菓子を作り続けているお店

素材にこだわり、添加物を使わず

これぞ子供のお菓子です

お店に並ぶ駄菓子の数々

駄菓子なので、いわゆる「映える」わけではないですが

40代の自分には「昔、こんなお菓子食べてたー!」という感動のラインナップ
(きなこねじりとか上の写真のゼリーとか・・・伝わりますかね(汗))


そんな自分がお土産と一緒に購入したのがこちら

チョコまん

見た目は近代風ですが、立派に駄菓子

白あんか入った丸ぼうろをチョコレートでコーティングした感じ

例えるなら、白あん入りの「チョコバット」?

懐かしく美味しい味でした

チョコまんは120円くらい


盛岡駅から徒歩30分、バスを使って15分ほどです


③山善菓子舗

山善菓子舗(本店)の外観

明治42(1909)年に創業された和菓子屋さん

「ぶどう飴」や「豆銀糖」など、盛岡の郷土菓子を扱うお店ですが、どれも昔見たことがあるお菓子
(しかし、いつの間に、こういうお菓子が周りからなくなっていったんだろう)

どこか懐かしいぶどう飴

郷土菓子以外に、上皇様と上皇后様が買われた「もりおか絵巻」、まんじゅうやお団子などの和菓子も揃っています

上皇様と上皇后様が買われた「もりおか絵巻」

こちらも素材や製法にこだわっていて、盛岡には好感が持てるお菓子屋さんが多いです

フェザン店(盛岡駅)

本店は、盛岡駅から徒歩10分ほど

駅ビルのフェザンにも入っていますので、新幹線に乗る前に買うこともできますよー


④クラムボン

クラムボンの外観

前回の記事で書いた菅原別館から盛岡駅に向かう途中にあるお店

残念ながらオープン前でカフェ利用はできなかったのですが、珈琲豆を買わせていただくことはできました

クラムボンさんの内装と豆のラインナップ

焙煎中で忙しいのに嫌な顔をせずに丁寧に接客していただけて本当に好感でした・・・ありがとうございました


買ったのは、こちらのエチオピア

クラムボンさんのエチオピア

見ての通り、深煎り好きの方にはオススメのお店

次伺った際は、カフェ利用させていただきます


盛岡駅から徒歩30分、バスを使って15分ほどです


観光

⑤三ツ石神社/三ツ石(鬼の手形)

三ツ石神社の外観

岩手に行ったら、絶対に立ち寄るべき場所がこちら


なぜかって?


・・・ここが岩手の語源だからです(ドーン)


要約するとこんな感じ


昔、悪さをする鬼がいたところ、石の神様が鬼を懲らしめ

「もう二度と悪さはしません!」という約束の手形を岩に押させた上で、鬼を追い払った


「岩」に鬼の「手」形で「岩手」という地名になりましたとさ

その鬼の手形の入った岩があるのが、こちらの三ツ石神社

境内に入ると見上げるほど大きな岩が3つあり・・・

境内にある三ツ石


そこには、鬼の手形がはっきりと・・・

パネルが有ったら顔をはめたくなる自分


すいません、これじゃなくて・・・こちらです

鬼の手形の入った岩

鬼の手形が見えますかね?

岩の右手に見える緑の額縁の絵と比較しながら見ると・・・何となく鬼の手形に見える気がします


余談ですが、盛岡で「不来方賞」や「不来方橋」という言葉を幾度となく見て

「不来方(こずかた)」って何?ちょっと不気味な感じ?

・・・と思っていたのですが、「不来方」は「悪さする鬼が来なくなった」という伝承から付けられた良い地名で、昔の盛岡を指すそうです

大変失礼いたしました!


盛岡駅から徒歩35分、バスを使って20分ほどです



➅櫻山神社/烏帽子岩(兜岩)

櫻山神社の外観

盛岡藩の南部家四柱の神様をご祭神とする櫻山神社

二羽の鶴が向かい合う南部家の家紋「向鶴」がかわいくて、かっこよくて印象的


手水舎にある、3こすりで10年寿命が延びるという「長寿亀之助」という亀像や


本堂に向かって右手奥にある「烏帽子岩(えぼしいわ)/兜岩」も必見です

烏帽子岩

烏帽子岩をお詣りする際は、本堂横の浄き石を1つ取るのをお忘れなく

なぜなら、浄き石を烏帽子岩にお供えするのがお作法だからです


・・・自分、このお作法を知らなかったので、本堂まで浄き石を取りに帰るハメに(笑)

本堂横にある浄き石

お詣りを終えて帰る途中、境内で飛んでいたトンボに何気なしに指を差し向けると・・・

指に止まった!?


何度やっても止まってくれるし、写真も撮らせてくれるし・・・なんてかわいいんだー(笑顔)

指にとまってくれるトンボさん

ちなみに、先の三ツ石神社は無人なので

御朱印はこちらの櫻山神社で一緒にいただくことになります

櫻山神社と三ツ石神社の御朱印

盛岡駅から徒歩25分、バスを使って10分ほどです


⑦啄木新婚の家

啄木新婚の家の外観

盛岡唯一の武家屋敷

そして、文学に疎い自分でも知っている石川啄木が住んでいたお家

その石川啄木の代表作の1つである「我が四畳半」の舞台がこちら・・・

我が四畳半

なんでここが舞台かがわかるかって・・・

「我が四畳半(啄木・節子の部屋)」と書いてあるから(笑)

我が四畳半(啄木・節子の部屋)

この部屋、異様に天井が低いのですが、刀を振り回せないようにするためで

武家屋敷の名残ですね


あとは、玄関にある石川啄木の波乱万丈の人生がつづられたパネルは必見です

・・・自分の結婚式なのに出なかったとか(笑)


盛岡駅から徒歩15分ほど

無料で入館させていただけますよー


⑧石割桜

石割桜

盛岡地方裁判所の敷地にある石割桜

樹齢400年とも言われるエドヒガン桜で国の天然記念物

国の天然記念物に指定されています

この桜の立派な姿を見れば

「どんな逆境にもめげない」

「小さな努力がやがて身を結ぶ」

・・・色んな言葉が頭に浮かんでくると思います


ちなみに自分の頭に浮かんできた最初の言葉は

「こんな街中にあるんだー」

です・・・アホですね(笑)

盛岡駅から徒歩25分、バスを使って10分ほどです



⑨岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館の入り口

盛岡銀行の本店として落成

東京駅や日本銀行本店などを手掛けた辰野金吾が設計した建築物です


中に入れば、ズドンと圧巻の吹き抜けホール

この見学スペース、当時は「事務室」

ここに机をいっぱい並べて、行員さん達がカウンター越しにお客さんと話してたのかなー

なんて、明治の光景がイメージされます(親父ギャグですいません(笑))

事務室とカウンター

大人300円・小中学生100円の有料エリアもありますが

無料の見学エリアだけでも十分楽しめますよー

盛岡駅から徒歩30分、バスを使って15分ほどです


幸せのお話

⑩オハグロトンボ

オハグロトンボのイメージ

みなさん・・・

オハグロトンボをご存じでしょうか?


真っ黒な風貌で

なかなか遭遇しないレアなトンボ


良い変化や金運をもたらす吉兆とされ

神様トンボとも呼ばれているそうです



そんなオハグロトンボの存在を知らなかった自分


盛岡の商店街を飛んでいた真っ黒なトンボを見て


「わーい、真っ黒で珍しいトンボだー」

と、スマホをかざして写真を撮ろうとすると


妻が一言

「そのトンボ、撮っちゃダメ!」


理由を訪ねると、

この前、友達が

「お父さんが亡くなったときに、オハグロトンボが現れた」

って言ってたからとのこと


それを聞いた自分は、何となく不気味さを感じ

スマホをスッとカバンにしまって

何事もなかったかのようにその場を立ち去りました



・・・が、これ完全に誤解(汗)



後日、妻が友人に、盛岡でオハグロトンボを見たという話をすると


オハグロトンボはあくまで吉兆

お父さんが亡くなったときにオハグロトンボがきてくれた

お父さんがきてくれたみたいで嬉しかった


というポジティブなエピソードだったようです


話し方、聞き方次第で180度意味が変わりますね(汗)


自分でも調べましたが、確かに吉兆みたい・・・


スマホで写真撮っておけばよかったー(汗)


自分以外にオハグロトンボを見たことある方

その後、いいことあったか、コメントいただけると嬉しいです



以上!

余談ですが、今回の旅で自分が何度となく行った盛岡駅の駅ビル「フェザン」

これは、岩手県の県鳥「キジ」の英語名みたいです

また、フェザン内に「おでんせ館」というエリアがあるのですが、これは「おいでませ」という岩手の方言

思い返せば、岩手県の放送局は「岩手めんこいテレビ」

安易に外国語を使わずに、方言を使うなんて素敵じゃないですかー

岩手の方って、方言を大事にしてるんですね


ではまた!

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