後楽園で本を読んでみたら、いい日曜日になりました
都心にいながらゆったりした時間を過ごせる町、後楽園。個人的には住みたい町ランキングTOP3に入ります。そんな後楽園で、よい時間を過ごしたお話です。
日曜日の出来事。一人で土日を終えようとしていた私は、温かい雰囲気を求めて、後楽園駅に降り立ちました。このまま月曜日を迎えるのはなんだか虚しい気がしてきて、日曜日の終わりに「後楽園を散歩する」という予定を滑り込ませたのです。
散歩するためにわざわざ来たくなるほどに、私の好きな町なのです。
とことこ歩いていると、暖色でライトアップされたメリーゴーランドが現れました。これだけでも癒し効果は絶大です。馬たちは何周まわってきたのかなどと思いを馳せているだけで、ふわふわした気分になります。
かと思えば、ハードなアトラクションがそびえ立っています。後楽園は東京ドームがあったり、遊園地があったりと、いえーい系を集めた場所でもあります。
散歩に満足した私は、おもむろに腰を下ろして本を開きました。といっても電子書籍なので、「開く」ではなく「タップする」という表現が正しいですね。
ジェットコースターからの絶叫がBGMの役割を果たしてくれたおかげで、読書がはかどりました。
混雑はしないけど、ほどよくにぎわいを見せる後楽園一帯をますます好きになった日曜日の夕方でした。いつかは誰かと一緒に来てみたいものです。
後楽園を散歩して、本を読む。
ただそれだけで、とてもいい休日になりました。