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市民の声を聞く会(議会報告会)に参加してみた
魚沼市の市民の声を聞く会(市議会議員さん方が、市民の声を聞く)に参加してみました。
これまでも、学校の中だけで教育を考えてはいけないと考えてきましたが、大学院に来て、さまざまな経験を積む中で、地域の在り方まで真剣に考えて教育活動を行わなくてはいけないという気持ちが増しています。
また、このような会にどのような方が参加していて、どんな声が交わされているのかもとても気になったのです。
19:00に市庁舎
参加者は30名ほど、年齢層はやはり高めです。私が一番若い年代でした。
議長さんの挨拶のあと、令和5年度の会計予算の報告があったり、それに対しての質疑があったりしました。
質疑については、市内の温水プールが全て廃止になってしまった問題について多くの市民の関心がいっているようでした。
その後、分科会で
A 経済(商・工・農・観光)
B 医療・福祉
C 教育・子育て
D まちづくり・地域づくり
のグループに分かれて、市議会議員さんたちと意見を交わす(というよりも思いを伝える?)という流れでした。
D まちづくり も気になったのですが、初めてこのような会に参加したので勝手もいまいちわからないので、無難に本業?であるC 教育・子育てのブースに参加しました。
ここには、10名の市民の方が参加されていました。
全員が意見を、一人2分で、相手を否定しない、というルールが確認された後、挙手制で意見を述べる形になりました。
主に出てきた話題は、
・温水プール廃止の問題について、公設民営の方法も含めて検討できないか。
・部活動の地域移行について、予算や人員の確保、各家庭がどれくらい費用を捻出できるかなどの調査を行っていくべきではないか。
・食品の添加物についての危険性を踏まえ、学校給食にオーガニックフードを導入していってほしい。国の制度を活用しながら補助を得ていくことなども検討できないか。
などが、出されていました。
皆さんドンドンと意見を出されるので、隣の知り合いのお母さん(こちらの方も育休中に、支援センターで繋がった方)にも促され、手をあげます。
今の教育の思いの丈を話さそうと思いましたが、思わず涙が出てきます笑
引きこもり・不登校に関心をもっています。これは、子どもたちの生死にかかわる問題であると認識しています。市でも適応指導教室を運営したり、温かい学級づくりを推進したりしているのは重々承知ですが、それでもそこまでたどり着くことができない子どもがいるのが実情です。
先日、川崎市の公設民営で運営されるフリースペースを見てきました。川崎市は「子どもの権利に関する条約」が制定され、それに基づいて、子どもの居場所となるように設立された施設です。
人口減少に伴う学校や庁舎の統廃合により、活用できる施設もあるかと思います。もし、これらの施設を活用し、多くの子どもたちの居場所をつくることができれば、救われる命があります。
…とかっこよく言いたかったのですが、
思いが溢れて詰まりながらしか話すことができませんでした。
それでも話した甲斐はあったらしく、
隣のお母さん方や、他の意見を述べていた方からも声をかけていただきました。
最後は、ある議員さんから名刺までいただいてしまいました。
隣のお母さんとは、これから映画の上映会など開きましょう!との提案までいただいてしまいました。
うん、
かっこ悪くても参加して、話してみるって大切なのだと感じました。
家庭第一の人間なので、身を粉にしてまでは取り組めませんが、できるところまでは走ってみたいと思います。