わたしを本好きにした作品たち(小学生編)
読書は、今までの人生でずっと続いている趣味です。
本が好きになったきっかけは、小学2年生くらいだったと思う。
私が通っていた小学校は、玄関のすぐ横に図書室があった。
今でも、図書室のあそこにあの本があったな、など細かいことまでよく覚えてる。
体を動かすことが好きで、休憩時間とかは友達と体育館で遊んだりしていたけど、帰る前にはいつも立ち寄って本を借りて帰った。
そこにある、あまりにも面白い本たちにすっかり魅了されていた。
わたしを決定的に本好きにした、小学生の時に読んで忘れられない作品のことを挙げておきたい。
小さなお子さまがいる方は、この本たちをお子様が読んだなら、きっと本が好きになるんじゃないかと思います。
『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズ /斉藤洋
このシリーズを読んだことが、本好きになった最初のきっかけ。
本当に大好きで、何度読み返したかわかりません。
飼い猫のルドルフは、さかな屋さんから逃げてトラックに乗ってしまい、岐阜県から、遠く東京の町に来てしまう。
帰れなくなって途方に暮れるルドルフは、大きなボス猫「イッパイアッテナ」に出逢う。
「教養」とはなんなのか。友情とはなんなのかを初めて教えてくれた作品です。
この作品に出てくる、岐阜県のロープウェイにいつか乗ってみたい。
『ハリー・ポッター』シリーズ /J.K.ローリング
言わずもがなの名作であり、マイベストのシリーズです。
今でも大好きな作品です。
今思うと、静山社の、この重みのあるハードカバーで読むのが一番だと思う。ベッドの上で、夢中になって何時間も読み耽っていたのを思い出します。最後の死の秘宝を読み終わって背表紙を閉じたとき、しばらく動くことができなかった感覚を今でも覚えています。いつか全巻家に揃えるって決めてる。
こまったさん、わかったさんシリーズ/ 寺村輝夫
こまったさんのオムレツ、わかったさんのクッキーなど、料理とお菓子作りの本で、特に、わかったさんシリーズが好きでした。
読んだお菓子は作りたくなってわくわくするし、小学生の夢が詰まっている作品です。
ブンダバー シリーズ /くぼしまりお 佐竹美保
洋服ダンスから飛び出すとっても元気な黒猫。おしゃべりで、愛嬌たっぷりで憎めない。こうして見ると、自分が猫好きになる要素をこの頃からたくさん取り込んでいる気がする。
『ダレン・シャン』シリーズ /ダレン・シャン(著), 田口智子 (イラスト), 橋本恵(翻訳)
ちょっと、いやかなりダークで、小学生との時は、その恐ろしいけれど独特な魅力のある世界に引き込まれながら読んだのを覚えています。クレプスリーが好きだった。
とはいえ、小学生の自分には難しくちゃんと読みきれなかったような気もする。特に後半はよく覚えていないのでまた読み返したい。
ナルニア国ものがたり/C.S.ルイス
これも名作ですね。確か課題図書が何かに指定されていて、小学生ながら、読む前から面白いんだろうなと思っていたし、実際に読んでも面白かった。
こちらは映画もとても好きで何回も見返しています。
カラフル /森絵都
「この世があまりもカラフルだから、ぼくらはいつも迷ってる」
森絵都さんの作品は確かこの作品から入ったと思うけど、これをきっかけに他の作品も色々と読んだ。物語ってすごいな、と純粋に思った作品。
特に、『宇宙のみなしご』という本も好きだった。
セブンスタワー シリーズ /ガース・ニクス
行方不明になった父と、重い病気にかかった母を救うため、不思議な力をもつ石“サンストーン”を手に入れようと決意した、主人公の少年タル。
氷民の子ミラ、タルによりそう影のシャドガーと共に、目には見えない権力『闇の支配』がやどる塔に登っていきます。
表紙をめくったところにある、色の階級表がなぜかすごく好きだった。
主にファンタジーを多く読んでいました。
他にも色々と読んでいたけど、特に印象に残っている本たちでした。
書き出して見ると、もう一度ちゃんと読み返したいって思う本が多い。
書いてよかったな。