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映画『アイアンクロー』🎞

my note vol 1093

#スキしてみて
#私のイチオシ

なんと、昭和からのプロレスファンなら知っている「エリック一家の悲劇」が映画になっていた!

映画『アイアンクロー』

Official Trailer HD

“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とした実在のプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。
父フリッツのもとでプロレスの高みにまで登りつめたフォン・エリック兄弟を、身近な視点から壮大に描き出した本作。

この映画の主役は、フリッツ・フォン・エリックの次男である

「ケビン・フォン・エリック(ザック・エフロン)」

ザック・エフロン

本物の「フォン・エリック一家」

左からフリッツ(父)デビッド(三男)ケリー(四男)マイク(五男)ケビン(次男)
前がクリス(六男)

なぜフリッツ・フォン・エリックのフォン・エリック ファミリーは「エリック一家の悲劇」もしくは「呪われたエリック一家」と言われるのか!?

それは、フリッツ・フォン・エリックJr(長男)の事故死(6歳没)から始まっていた。

父フリッツは日本ではジャイアント馬場の好敵手として活躍。 

現役引退後はアメリカでNWAのプロモーターとして、テキサス州ダラスをテリトリーにWCCWという団体を運営していた。
そして息子達に当時世界で一番権威のあるベルトとされた【NWA世界ヘビー級】のタイトルを取らせようとしていた。

デビッド(三男)が一番タイトルに近い存在だったが、全日本プロレス来日時に内蔵疾患により死亡(25歳没)。

テキサススタジアムで行われたデビッドの追悼大会で、ケリー(四男)がファミリー待望のNWA世界ヘビー級】タイトルをリック・フレアーから奪取🫅

同月、王者として全日本プロレスに来日するのだが、横須賀市総合体育会館で前王者フレアーに敗れ王座から陥落した。

1986年 ケリーがバイク事故で右足を切断。

1987年 マイク(五男)が服毒自殺(23歳没)

1991年 クリス(六男)がピストル自殺(21歳没)

1993年 ケリーがコカイン使用により起訴される。他のドラッグ使用による執行猶予中だったこともあり、実刑を伴う有罪が確定。同日、自宅において(当所では有罪が確定した人物には1日の執行猶予が与えられる)ピストルにより自らの命を絶った(33歳没)

1997年 妻とも別れたフリッツが、ガンのため死亡(68歳没)

ここでエリック一家の悲劇は終わった。
生き残ったのはケビンだけだった….

映画ではどの様に表現されているのか、実に興味深いです。

因みにフリッツの必殺技「アイアンクロー」は
息子達にも引き継がれました。

ケリー(タイガークロー)とマイク(パンサークロー)だけ名称が違っています。

この映画の題名を『アイアンクロー』にしたショーン・ダーキン監督に、フォン・エリック ファミリーへの愛とリスペクトを感じます。

最後に…

唯一存命のケビン・フォン・エリック本人が語っています。

そして…

ケビン・フォン・エリックの息子2人はプロレスラーとして、日本のプロレスリングNOAHに入団したり、今も米国のメジャー・リーグ・レスリングで活躍中です。

ロス・フォン・エリック(兄)
マーシャル・フォン・エリック(弟)

この2人の必殺技もアイアンクローです💅
フォン・エリック一家の悲劇は、きっとこの2人が払拭してくれるほどの活躍に期待しています✨

さぁ、映画館に観に行かなくちゃ🎞

ではまた👋

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