2022年12月の記事一覧
体系的「場」つくり理論シリーズ その58 総務プロフェッショナルのミッション-体験記からの実践的提言-
本稿はJDIR(JBpress Digital Innovation Review)で連載している『クリエイティブ総務シリーズ』からのご紹介です。
組織を元気にする要素と仕掛け方が感じられた瞬間
筆者は、デジタルエンタテイメント業界に関わる以前、金融業界で25年(日本興業銀行20年、ドイツ銀行グループ5年)、もっぱら投資銀行業務(インベストメントバンキング)や国際金融税務の領域でのキャリアを
体系的「場」つくり理論シリーズ その57未来系「コミュニティオフィス」の設計思想とソーシャル・ハピネス共創に向けて
【本論考は2021/3にオフィス学会へ寄稿した論文です。タフなボリュームなので時間のある時にご覧ください】
はじめに
新型コロナウイルスが人類に「試練」を与え続け ている。この「試練」は私たちに、改めて「命」の大切さ、 人間の「尊厳 」、 そして 、 人類レベルでの持続可能なウェルバラ ンス ・ソサエティ の在り方を考えさせる貴重な時間となっている。
昨年の4 月 7 日に続き、今年1月
目白のオアシスでクリスマス🎄
藤原歌劇団のピアニストとのご縁から、明治の元勲 山縣有朋卿の私邸であった目白のオアシスで、娘ファミリーとクリスマスコンサートを楽しませて頂きました🎄
フルオーケストラ🎻のライブサウンドと庭の自然に感動❣️
今年もHappy Life Design に向けて活動出来たこと、そして、家族3世代で過ごせる聖夜のサンタプレゼントに感謝🎅😃
本屋の棚に並んだ Web3、メタバース、DAO、NFT⁉️
売れるんですね😃
まぁ、関心をくすぐる「キャッチ」は編集者の腕の見せ所ですが、「内容」の魅せ方も腕を奮ってくれると良いですね😉👍
社会に『本質』を正しく分かりやすい言葉と解説で綴っている書がどのくらいあるのでしょうか🤔
Web3をブームに終わらせない為に、また、来年を『Web3元年』と振り返られるようにHLDLabの活動もギアを上げてゆきたいと思います。
体系的「場」創り理論シリーズ その55Smart & Sexy Community Placeとしてのヒューマン・コミュニティオフィスの展望
【今回は長めの論考です!時間のある時にお読みください^_^】
1.はじめに
日本社会では、「仕事」に対する意識と「働く事」への向き合い方が変わり始めています。
人命との引き換えに、「働き方改革」の社会気運が高まり、2019年4月1日からは、現代労働事情に即した「労働関連法規」が見直しされ、「労使双方」にとっての「働くことの意味と意義」を再考させてゆくきっかけとなりました。
中でも、長時間労働の
サイエンス&テクノロジーは「人類幸福」を創ることはできるのか!を考える日
年末の日がな、湘南茅ヶ崎オフィスで思い巡りはじめた問題意識の一つ綴ってみました。
私たちは「科学の世界」に存在しています。
テクノロジーの進化や技術革新は、暮らしを『便利』に、そして『豊か』にしてくれます。
ネットワーク社会とスマホ等の出現により、私たちの生活スタイルは劇的に変わってきました。
バーチャル・ネットワークソサエティーの中で、多くの情報が掌中に入り、承認欲求を満たしてくれるSNSサ
体系的「場」つくりう理論シリーズ その54居心地を創造する「アーバン・バイオフィリア空間」プロデュース
都会はストレス社会!
スマートな暮らしをしていても、「心の垢」は石化してゆきます。仕事での憂鬱が折り重なると尚更です。
ストレスは脳で感じるものですが、その影響は心身にも及びます。
脳ストレスは、自然環境の中でデトックスされます。 バイオフィリア自然力の効果です。
森林浴をしたり、夜空の星を眺めたり、大海原で心地よい風を感じたり、清流の辺りで野鳥の囀りを聴くと脳がリラックスし、心身に元気をもたら
体系的「場」つくり理論シリーズ その52『感性弱者』にならない「場」つくりの視点
日本でも、エンジニアが「リベラルアーツ」を学ぶ機運が高まり始めています。
サイエンスの世界は「理論」と「発見・証明・実証」の「科学・技術」の世界。
アートの世界は「感性」と「心」を拠り所とした「人間味」の世界です。
価値を創造してゆく「人間の英知」が結実する過程に「サイエンス」は不可欠です。
AI、量子コンピュータ、ビッグデータ、ゲノム解析、DXテクノロジー、ディープテック...etc 全て、科
Web3の意味と意義!DAOコミュニティのガバナンスを考える!
『Web3』がトレンドになっています。
日本も国家戦略としてWeb3を掲げ、未来形DXの世界を描き始めていることは素晴らしい流れです。
巷では、毎日のようにNFTサミット、メタバースイベント、DAO Expo、ブロックチェーンフォーラム…等々のWeb3関連イベントがオンオフハイブリッドで開催され、私もいくつかのイベントでお話しさせていただく機会をいただいていますが、あらためて『Web3』の本質、
体系的「場」つくり理論シリーズその52ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈5〉『縄文時代』から学ぶ『ホスピタリティ』のDNA
体系的「場」つくり理論シリーズその52
ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈5〉
『縄文時代』から学ぶ『ホスピタリティ』のDNA
私たち人類は,生物進化の頂点に立つ(と思い込んでいる)「ホモ・サピエンス」とカテゴライズされた『生物』です。
長い時間をかけて進化してきた人類は、文明を生み、文化を創り、科学を産み出して「近代社会」を創出してきました。
お金という「資本価値」を発明し、経済を
体系的「場」つくり理論シリーズ その51ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈4〉
日本では「ホスピタリティ」を『おもてなし』と認識する風潮があります。
『おもてなし』とは、客人へ「親愛の情」を伝えながら,客人が「最高の幸せ時間」を楽しんでもらえる「時空間」をさりげなく演出し振る舞う行為です。
私たちは「ホモ・サピエンス」とされる素晴らしい叡智と英知を持つ「人類」ですが、いくつかの厄介なDNAを継承し続けています。
その一つが『欲(GREED)』という遺伝子。
「食欲」や「
体系的「場」つくり理論シリーズ その50ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈3〉
そもそも「ホスピタリティ」とは「何」なんでしょうか。「ホスピタリティ」という言葉は、ホテルやサービス産業で不可欠な「サービス」のような印象をももたれがちですが、事の本質は深く広い概念です。
服部教授の『ホスピタリティ』の定義は
【広義のホスピタリティ】
『人類が生命の尊厳を前提とした、個々の共同体もしくは国家の枠を超えた広い社会における相互性の原理と多元的共創の原理からなる社会倫理』
【狭義
伝統建築のクリエイター「宮大工」の世界
今朝の「遠くへゆききたい」で紹介された、金剛組の宮大工棟梁の木内繁男氏の職人技に魅了されました。
『金剛組』は世界最古の企業(創業は飛鳥時代578年)です。自社仏閣など日本の伝統建築を継承してきた老舗宮大工集団です。
法隆寺の五重塔などの木造建築を、釘も使わず科学的な耐震構造計算もない時代から「知恵」と職人技と感覚により、ミレニアムの歳月を存在してきた建築物とその技術にロマンを感じます。
木
体系的「場」つくり理論シリーズ その49ホスピタリティ&ワクワク組織プロデュース〈2〉『ホスピタリティ』と『サービス』の「追求要素」の違いを知ろう!
皆さんは、この違いをご存知ですか?
一般的なイメージは、ホスピタリティは「おもてなし」、サービスは「役務提供」的なものではないでしょうか。
『ホスピタリティ・マネジメント学原論(服部勝人教授)』からの引用させていただきます。
-Quote -
【サービスの追求要素】
・サービスはすみやか行う『迅速性』
・サービスという仕事の出来高と労力の比率を求める『効率性』
・無駄を省き能率的に目標が達成