「ゆっくり、いそげ(影山知明・大和書房)」
昨年いちばんオススメの本は「ゆっくり、いそげ(影山知明・大和書房)」です。
すごくひろく紹介したいなと思っいたら、この度「大人のおしゃれ手帖(宝島社)」大人の図書館のコーナーで紹介させていただく機会をいただきました。奇跡!(しかもお隣は、はなちゃんさん🌸嬉)
著者の影山さんはマッキンゼー勤務ののち、西国分寺でクルミドコーヒーというカフェを始められた方。この本では、大きなお金を動かす仕事から地元で愛されるカフェの経営へ、大きな変化するいろいろを、易しく、チャーミングに書かれていらっしゃいます。これがとても、面白い!
僕は以前から話しているように、渋谷とかで多くの人を巻き込んで水筒がカッコいい文化を作ってプラゴミが少しでも減るとよいなあ、と思っているのですが、そんな中「ゆっくり、いそげ」に出会いました。
不特定多数でも特定少数でもない「特定多数」という考え方、儲けることから考えずギブすることから始めるという考え方。そして持続可能な経営・運営をしていくための試行錯誤。小さなカフェだからこそクリアに見えてくる経営の本質が、多くの人を巻き込む文化を作ってみたいと思っていた自分にも共感する部分がたくさんで、目からうろこが落ちました。
最後に、取材してくださったBOOKLUCKさんにも、大変感謝です。僕のふわふわとした話をとても美しい文章にまとめてくださいました。
付けてくださった「何か新しいことを広めたい時に読む本」というタイトル、そして僕自身が気づいていなかったもののこの本を通して一番胸に響いていたんだと気付かされた「いろんな友人を思い浮かべながら、たがいに無償で与えて、また受け取っている、そんな自分がいるという気付き」という一文が、とても優しくて大好きです。
というわけで、気になった方は是非手にとってみてご覧ください!
ありがとうございます
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