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言葉ではなく「図表」で説明してみる工夫【小学生編】
こんにちは、umenoです。
幼児期の療育では、視覚優位に判断するお子さんにはジェスチャーや実物、イラストを用いて伝えたりすることがありますね
学齢期に入ると、そういった対応が目立たなくなりますが、まだ聴覚理解が苦手なお子さんもいます。
また聴覚理解だけでなく、文章からの理解が難しい場合もありますね
現場では「イメージングの困難さ」ということもあります
そういった時、学習をする上で大事なのは視覚的にインパクトを与えていくことだと考えています
今回は”図表を使って視覚的に刺激し,学習意欲を引き出していく”ということについて記事にしてみました。
この記事が学齢期のお子さんをもつ親御さん、教育や療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです。
①学年が上がるごとに文章の難易度は上がる
文章の難易度が上がると理解することができず、読もうとする意欲も下がってくるお子さんもいます。
普段から読書に触れ、内容を近くの人とお話ししたり練習をする必要もあります
ここについては以前記事にもしていますので参考にして頂けたらと思います
国語の問題だけでなく、数学、理科、社会でも同様に読み取る力が求められます
ここで少しずつ躓くことが増えると、色々な教科に対する学習意欲の低下にもつながりますね
②図表を活用する
”パッとみてわかる”ということはとても大切です
長い文章が続くと嫌になる人もいると思いますが、図表になっていると少し気持ちが楽になることもあると思います
論文を読む時も,タイトル→結論→図表という順番が一番理解しやすいですから,いかに視覚を活用するかは重要です
③学習意欲につながる
図表から読み取れる情報は色々あります
なぜそのような数字になっているのか、なぜ減っているのか・増えているのか,その差は何なのかなど
パッとみてわかるから、色々と考えることができます
可能であれば、その場でお子さんに色々投げかけてみてください
「あっ!」という気づきが沢山生まれてきます
④そこから次につなげる
実際私が体験した話です
エネルギー関連の絵本でしたが、図表が多かったので子どもでも読みやすく一緒に説明しながらみていました
なぜ、そのエネルギーを多く使っているのか、国ごとになぜ違うのか、それぞれの国の生活はどうなっているのか、と色々なことを話し合いました
もちろん大人も調べながら話をします。そして、他の参考文献を持ってきて一緒に読んだりと、展開が出来ていきます
まとめ
今回は視覚的にわかりやすい”図表”を使った学習方法ということで記事を書きました。
子どもの「知りたい気持ち」を刺激し学習意欲を高めるという点で、時間がある時はこういった関りは積極的にしていきたいですね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。