umeno

療育関係の仕事を10年以上しています。自身も2児の子育て中。子育てや療育に役立つ情報などを発信しています。発達障害や不登校の子供たち及び親御さんと毎日向き合う中で、学習経験をいかに積むかが大切と気付きました。あらゆる発達特性をもつお子さんのための学習塾の開業を目指し準備中です。

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療育関係の仕事を10年以上しています。自身も2児の子育て中。子育てや療育に役立つ情報などを発信しています。発達障害や不登校の子供たち及び親御さんと毎日向き合う中で、学習経験をいかに積むかが大切と気付きました。あらゆる発達特性をもつお子さんのための学習塾の開業を目指し準備中です。

マガジン

  • 小学生になったらおすすめしたいこと

    小学生になったら子育てでおすすめしたいことについてまとめてみました.親御さんや教育・療育関係者の皆さまにとって参考になれば幸いです.

  • 学齢期の子育てで困ったことがあった時に読んでほしい記事

    学齢期の子育てで困ったことがあった時に読んでほしい記事についてまとめてみました.親御さん,教育関係者の皆さまにとって参考になれば幸いです.

  • 幼児期の子育てで困った時に読んでほしい記事

    幼児期の子育てで困ること関して記事をまとめてみました.親御さんや教育関係者の皆様にとって,少しでも参考になれば幸いです.

  • 発達の凸凹と子育てで,悩んだ時に読んでほしい記事

    発達の凸凹と子育てに関する記事をまとめました.親御さんや教育関係者の皆さまの悩みが少しでも解消されれば幸いです.

  • デジタルゲームと子育て

    デジタルゲームを使った子育てについて記事をまとめました.子育て中の親御さんや教育,療育関係者に皆さまにとって参考になれば幸いです.

最近の記事

  • 固定された記事

事業準備の進捗状況について

こんにちは,umenoです. 本日は事業の進捗状況に関する報告です. 会社員を継続しながら,粛々と事業の準備を進めています. ”やる意味はある” そう信じて突き進みます. ということで以下目次です. ①事業計画,サマリーシート完成   事業計画自体は昨年からつくっていたため,概ね完成です. 商工会の方にもご協力いただき,素人でもなんとか頑張って作ることができました. ②ロゴマークの制作 地元のデザイナーさんに制作をお願いしました. 私がどのような理念で事業

    • 発達障がいと働くことの現状【これからの課題とは何か】

      こんにちは,umenoです 「うちの子は社会に出てから大丈夫か?」 こういった意見は療育の現場でよく聴かれます 教育フェーズは守ることができても,社会人フェーズでは守られないことも多いです そういったことを親御さんも実感しているため,不安に感じているのだと思います 今回は”発達障害をもつ方が働くこと”について現状と,”この点に関する社会課題は何なのか”についてまとめてみました. この記事が親御さん,教育療育関係の皆さまだけでなく,広く多くの方の参考になれば幸いです

      • 小学生になってからこそ読み聞かせて、「ことばの理解度」を確認してほしい

        こんにちは,umenoです. 読み聞かせはしていますか? 幼児期はよく絵本の読み聞かせをすると思います. 子どもの反応も面白く,色々な絵本を読んであげようと思いますよね 「忙しい毎日の中でも,寝る前の3分は時間を作って読んであげたい」 そんな気持ちの方も多いのではないでしょうか. しかし,小学生になってからはどうでしょうか. 自分で音読をするようになり,読み聞かせをするということは少なくなっていることが多いと思います. ただ私は,「小学生になったからこそ読み聞

        • ストレスと、どのように付き合っていますか?【言語化のすすめ】

          こんにちは,umenoです. 皆さんはストレスを感じると何か症状は出ますか? 私はダイレクトに胃が痛くなります これまで多大なストレスを感じ,胃炎,胃潰瘍を患い胃カメラを3回飲みました ちなみに口から1回,鼻から2回です 3回目は大分慣れたということもあり苦しみが少なかったです・・・ という話ではなく,今回は社会に出てからのストレスへの気づき,そして私なりのストレス対処法についてお話していきます この記事がストレスで悩まれている方にとって,少しでも参考になれば幸

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        • 発達障がいと働くことの現状【これからの課題とは何か】

        • 小学生になってからこそ読み聞かせて、「ことばの理解度」を確認してほしい

        • ストレスと、どのように付き合っていますか?【言語化のすすめ】

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        • 小学生になったらおすすめしたいこと
          18本
        • 学齢期の子育てで困ったことがあった時に読んでほしい記事
          15本
        • 発達の凸凹と子育てで,悩んだ時に読んでほしい記事
          18本
        • 幼児期の子育てで困った時に読んでほしい記事
          39本
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          6本
        • アナログゲームと子育て
          6本

        記事

          子どもと楽しむ手作りハンバーガー【一緒に料理して生活力UP!】

          こんにちは,umenoです. ハンバーガーは好きですか? 子どもたちも含め,好きな人は多いのではないかと思います ただ,「ハンバーガーはチェーン店で買うものでしょ?」 と思う方もいると思います.私もそうでした. ですが,コロナ禍のステイホーム期間に色々勉強しました,料理のことを. その中で,ハンバーガーを作ってみたところ,家族に大好評! 1人300円くらいのコストで,結構おいしいものが作れます また,子どもたちと一緒に料理をすると,生活力もついていくため一石二

          子どもと楽しむ手作りハンバーガー【一緒に料理して生活力UP!】

          子どもが”積み上げた学び”を”社会で活かす”ために大切なこと【私が考える5つのこと】

          こんにちは,umenoです お子さんが学習を積み上げる上で大切なことは何でしょうか 学校のテストで良い点数を取る事,偏差値の高い学校に合格すること,英検や漢検,算数検定に合格することなど色々あると思います どれも素晴らしいことです 勉強に限らず,頑張ったあとに目に見える結果が出ると嬉しいもので,またそれがモチベーションにも繋がります ただ,社会ではどうでしょうか 社会では自分で目標を設定し,自分で効果判定をする指標を設定して,自分でかじ取りをしていかなければなりま

          子どもが”積み上げた学び”を”社会で活かす”ために大切なこと【私が考える5つのこと】

          小学生、国語の文章題が解けない!?親がしてあげられること

          こんにちは,umenoです. 小学校に入学してから,子どもたちが難しいと感じることの一つ ”文章問題”についてです そして私自身も苦手だった覚えがあります··· 私が現場や子育ての中で経験したことを踏まえ,「なぜ難しいと感じるのか」そして「何を子どもたちにしてあげられるのか」について記事にしました この記事が小学生のお子さんをもつ親御さん,療育や教育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです ①言葉の意味を一緒に確認しながら読む 子どもと一緒に文章を少し

          小学生、国語の文章題が解けない!?親がしてあげられること

          親が子どもという「概念」に気づくこと【コテンラジオ教育の歴史編より】

          こんにちは,umenoです. 「子どもですからね」 療育の現場で親御さんによく言うことです. なんでも「子どもだからいい」というわけではなく,大人と一緒ではないということです コテンラジオでの教育の歴史では,近代教育以前,「子ども」という概念が無かったことの説明がされていました つまり,人は自然に子どもと認識しているものではなく,環境が変わって子どもという概念が生まれたということになります. まさか・・・という気持ちもありましたが,改めて現場での経験を思い出すと,

          親が子どもという「概念」に気づくこと【コテンラジオ教育の歴史編より】

          子どもに身に着けてもらいたい”コミュニケーション力”具体的にどうする?

          こんにちは,umenoです. 「コミュ力が大事」ということはよく言われますし,社会に出てからは特に感じますよね. もちろん,それが一番大事ということではないのですが,”あったらとても嬉しいこと”ですね. では”コミュ力”とは何なのでしょうか. 個人的には”話をしていて気持ちの良い人”がコミュ力が高い人ではないかと考えています. 私が療育の現場で感じていることですが,そういったことは子どもの時から身に着けることが出来そうだということです. 今回はどのようにお子さんに

          子どもに身に着けてもらいたい”コミュニケーション力”具体的にどうする?

          幼児期から育てたい国語力。具体的にどうする?

          こんにちは,umenoです. 小学校から”国語”という授業が始まりますね しかし,国語が関係してくるものはそれだけではありません 算数にも,生活にも,音楽にもホームルームにもあらゆる場面で国語は出てきます 文章を読んだり,話を聴いて行動したり,自分で意見を言ったり様々です 療育の現場ではよく”ことば”に関する悩み相談が多く聴かれます 「文章題が理解できない」 「音読が苦手です」 「話だけでは理解できない」 国語はあらゆる物事の基礎です 言い換えると母国語をいか

          幼児期から育てたい国語力。具体的にどうする?

          社会人になったら”細かく自分で目標を決める”迷わず疲れず突き進むために

          こんにちは,umenoです. 社会人になって周りから明確に評価がされないことが気になりませんか. もちろん人事考課などで評価されることはあります. ただ,”わかりにくい”ということはありませんか. 学生のうちはわかりやすいと思います. テストの”点数”や”成績表”がありますから. 学生と社会人とのそのギャップに悩む新社会人の方も多いのではないかと思います. そこで今回はそのようなことに陥らないように,いつも心掛けている「自分で目標を決める」ということをお話します

          社会人になったら”細かく自分で目標を決める”迷わず疲れず突き進むために

          作文が苦手な小学生のための「段階づけ練習法」

          こんにちは,umenoです. 小学校に入学後,苦手意識をもつことが多い”作文” 「何を,どう書いたらいいかわからない」 そのように思い,鉛筆が止まってしまうお子さんも多いです 私自身も子どもの時は作文はとても苦手でした ただ,現場での大量の書類作成,大学院での論文執筆,学会発表のための抄録作成,学術誌への投稿などの経験を経て,どのように文章を組み立てていくべきなのかということが少しずつわかってきました(なので,どうしてもかたい文章になってしまうのが悩みです・・・)

          作文が苦手な小学生のための「段階づけ練習法」

          ”衝動性や不注意”のあるお子さんを怒りすぎてしまう···どうしたらいい?

          こんにちは,umenoです. 「何やってんの!」 「周りみて!」 「危ないでしょ!」 衝動性や不注意があるお子さんに対して,どうしても怒ることが増えてしまう傾向がありませんか? 家族以外でも,園や学校でも同様です 「またですか!?」 「気を付けてください!」 「何度も言ってるよね!?」 こんな声掛けがありませんか? 現場の感覚では,怒ったり,指摘したり,注意したりといったことが増えれば増えるほど子どもの心はひねくれていきます 「そんなこと言っても生活している以上

          ”衝動性や不注意”のあるお子さんを怒りすぎてしまう···どうしたらいい?

          療育に否定的な意見に向き合う覚悟

          こんにちは、umenoです 「うちの子どもは療育には通わせない」 「他の家族に反対されている」 「信用できない」 そういった声を現場では時々聞くことがあります このような意見を目の前にすると,どうしたらよいのか迷ってしまうこともあります しかし、当然人間ですから「逆に全く同じ考えの方もいない」のではないでしょうか 私は専門職として"感情を抜きにして、相手の意見と向き合う覚悟を持つ"そこにつきると考えます お話をしてくださる状況であれば、まず相手の意見と感情を受

          療育に否定的な意見に向き合う覚悟

          ”感情の言語化”は”情緒の安定”【幼児期の子育て】

          こんにちは,umenoです. 普段”感情に関する言葉がけ”はしていますか? 「うれしかったことは何?」 「悲しかったことはあった?」 「怒ったことはあった?」 こういったことは,普段の生活でだんだんと少なくなっていませんか? 現場でお子さんたちとお話していると,感情に関する質問をすると 「わからない」 「ない」 と返ってくることが多いです. そんな時、親御さんは 「○○があったじゃん」 「あの時泣いてたよね」 そんなことを仰ることもあります。 エビ

          ”感情の言語化”は”情緒の安定”【幼児期の子育て】

          発達障害があることで、働きにくい社会であってはならない

          こんにちは,umenoです 発達障害をもつお子さんの親御さんとよくお話することです 「将来自立して生活してほしい」 仕事をして収入を得て生活をしてほしい,そう願うことは多いです もちろん働くことが全てではありません ただ親御さんの気持ちとしては当然だと思います 専門職がどれだけ前向きな言葉,支援という言葉を口にしても 「所詮は他人でしょ」 「どこで働くかもわからないのに・・・」 「そもそも教育課程が終わった後は受け入れてくれる社会なのか···」 こういった考え

          発達障害があることで、働きにくい社会であってはならない