見出し画像

ポケモンカードゲームを「教育的視点」で考察する

こんにちは,umenoです.

皆さんはポケモンカードゲーム(以下,ポケカ)はやっていますか?

私が子どものころからあるゲームですが,老若男女問わず,とても人気がありますね.

子どもたちも,よくお店にポケカを探しに行っています.

私も子どもたちと一緒にポケカをすることがあるのですが,教育的な要素で使えると思うこともありましたので,ご紹介します.

結論としては,小学生の算数,国語,社会,そしてソーシャルスキルといったことを学べると思います.

この記事が親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.


①なぜカードごとに値段が異なるのかを知り理由を考える

中古を扱っているお店では,カードごとに異なる値段がついています.

なぜカードごとに値段が違うのか,なぜそんなにカード一枚が高価なのか,それを考える機会になります.

これは経済の勉強になりますね.需要と供給,特に希少性の高いものに対する値段のつけ方など.

スーパーマーケットでも同じようなことは学べますが,より子どもたちにとって興味関心が高いものであると,理解も深まりそうですね.

②お小遣いで買う練習

 自分が必要としているものを,与えられた範囲で買う練習になります.お小遣い制の良し悪しは置いておいて,お小遣いで楽しんでいる小学生は多いですよね.

 また,自分の持っているデッキに足りないカードは何なのか,事前調査するようなことも良さそうですね.

③カードの効果を読んで理解する

 ここが一番難しいところです.大人が読んでも,ポケカのルールを熟知していないと難しいこともあります.また,子どもは都合が良いように解釈してしまうこともあるため注意が必要です.

 時々「YouTubeでみたからこうだ!」と言うお子さんもいるのですが,カードに書いてあることと異なることであったりします.そのため,そこからは「文章理解に難しさがあるか」といったことも分析ができます.

 どう考えてもゲームバランスが崩れるようなやり方であっても,その考えを押し通そうとするようであれば,違和感への気づきにくさ,相手への配慮といったことに対して練習していく必要があります.

④ダメージ計算などの暗算をする

 基本的にダメージの計算は暗算です.回復アイテム,掛け算してダメージを増やすといったカードもありますので,基本的な計算力が必要になります.

おそらくここが上手でないと,友達と喧嘩になる可能性が高くなります.

⑤バトルの仕方を想像してデッキを組む

 デッキは60枚で構成されます.基本的なデッキは,ポケモン15枚,補助的なカード30枚,攻撃に必要なエネルギーカード15枚というバランスが基本だそうです.

 限られた枚数の中で,いかに効果的なバトル展開ができるかといったことを想像することが大切になります.

 相手の気持ち(頭の中)を想像していくということでもあります.それはソーシャルスキルにもつながることですね.

まとめ

 いかがでしたでしょうか.店に売られているポケカをみて戦術を考えているだけでも,昔を思い出すようでワクワクしてきます.お子さんと一緒にポケカを楽しみながら,多くのことを学べていけるといいですね.

本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

いいなと思ったら応援しよう!