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「他人と自分を比べない」そんな生き方を子どもにしてほしいと思う親御さんへ
こんにちは,umenoです.
「他の子と自分を比べて落ち込まないか・・・」
こういった相談を療育の現場では,よく受けることがあります.
理想を言えば「自分は自分,他人は他人だと思って気にしない」ということです.
しかし,”そこまでの道のりは大変”というのがリアルなところではないでしょうか.
基本的に子どもの世界は,幼稚園や保育園,小学校といった狭い世界です.
いくら周囲が「気にしなくていいよ」「これができるじゃん」といった声掛けをしても,なかなかお子さんの気持ちが晴れないことも多いと思います.
親御さんも同じく
「今縄跳びができなくてもいいんだけど・・・」
「漢字テストの点数が悪くても,これから覚えれば・・・」
という気持ちがあったとしても,どうしても今は「子どもの様子をみて」落ち込んでしまうということもあります.
そういったことを踏まえて,私がいつもお伝えしていることがあります.
それを今回は記事にまとめてみました.
この記事が子育てで悩まれている親御さんにとって,少しでも参考になれば幸いです.
①得意なことを強調する
2歳くらいまでは,できるようになっているところに注目して子育てすることも多いのではないでしょうか.
ただ年齢が上がるにつれて出来ていないことに注目するようになっている方も多い印象があります.
もちろん,出来ていない,やらなければならないことは注目すべきことではあります.
ただ強調しすぎては,自己肯定感が下がっていきます
そのため,出来ているところ,得意なことはしっかり見てあげてください
大事なのは,褒め方のバランスかと考えています
②伸びているところ「成長」に注目する
「この前よりも○○が上手になっているね」
など本人の中での「伸び」に注目していくことも大切です
大人になり社会に出ると,自分で目標を決めたり,成長を実感したりする必要がありますね.
そういったことは,自分の伸びに注目するということになりますから,幼児期からこのように促すことは大切なのではないでしょうか.
③毎日のコミュニケーション
忙しいとは思いますが,少しでもいいのでコミュニケーションは意識したほうがいいです
毎日”数秒もやりとりをする余裕が無い”ということはなかなか無いと思います
自分がスマホをいじる数分をお子さんとのやりとりに使うと,心が通い,より深い信頼関係を築きやすくなります
④まとめ
いかがでしたでしょうか.
私自身,他人との競争は必要だとは考えています.
ただ,それもバランスです.
他人と比べすぎず,自分は自分,オンリーワンを目指す.
こういったことをおすすめします.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.