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「教えない授業」なのに子供の学びの幅は広がるばかり!アイデアに感動させられて毎回の授業は終了!本当の知識って?


理科を教えない理由とは?

私が理科を教えない最大の理由とは
子供のやりたい!を全力でサポートしたいから

なぜなら、せっかくの子供の発想力や思考力を教師が止めてはいけません。

具体例をあげながら説明していきます。


私のこだわりは、
「教えない理科」です!

よくある授業のように教員から
「知識」を教え込むことは絶対にしません!

子供達に宣言しました。子供はそれが逆にいいと言ってくれています。
つまり、お互い納得しているというわけです。

「班ごとに必要なセットがすでに机に用意されている」理科の授業をよく目にします。

これは、絶対にありえません!私や子供達が見たら悲鳴をあげるでしょう笑

先生達にお願いします1
実験に必要な物は、
自分達で好きなように用意させましょう!

なぜなら、すでに
問題を解決するための思考や判断力を身につける大事な時間ははじまっているからです!

大人が子供の学び方を決めてはいけません!

そこで失敗しようといいのです。
それが生きる力に結びついています。

子供達にはあえてどんどん失敗してもらわないといけないのです!自分で課題を見つけてどうしたら解決できるか、考える力が身に付くからです!

これでインプットの質が高まります!
思考の量が増えます!

失敗させたくないからと、
最初に大人が全てお膳立てしては、
それは
支援や親切とは言えません。
むしろ、子供のこれから無限に広がる自由な思考を妨げてしまっています!

しかしながらそれができない先生は、実は多いです。
理由は
・自分が失敗したくないから。自信がないと考えられます。
・知識は教師が教えることで身につくと考えているから

などでしょう。
いずれにしてもプライドが邪魔をしているのかもしれません。

私もかつてそうでした!なんとか自分の思い通りに授業を進めよう、
子供をコントロールしよう。それが教師だ。そう考えていました。

しかし、そんなプライドを捨て、子供達に委ねた時から私は、
授業が楽しくて仕方なくなりました。

それは、展開の読めない映画を見ているようです。
しかもそれが同時に何箇所でも始まります!
私は
ある時はハラハラするスリリングな展開を
またある時は心温まるヒューマンストーリを
ただ見ては一喜一憂しては、ひたすらに称賛するだけになりました。

私が子供達全体に話す時間は
・最初の確認
・発表の時のフィードバック
くらいです。

黒板に書いて答え合わせすることも、
考察を書かせて全体で出し合うこともしません。
そんなことしなくても子供達は立派に考えています。

昔のように
教師がコントロールして授業を綺麗に成立させる必要はありません!

理科は、
「自由研究」でいい!



自分達で問題を作り
仮説をたて
その解決に向けた実験を納得いくまで行い
結果を考察し
結論づける!

これを子供達だけで進めさせてください。
途中で教師がいちいち全体指導すると、
子供のせっかくの思考時間が止まります。

自由研究を提案した時、
子供達は目を輝かせていました。
すぐに動き出したそうにしていました!

じゃあ評価はどうするの?
と先生達は思うでしょう。

それは

レポートを提出してもらっています。
そこで思考や表現力、学び方など評価できます。

あとは授業中子供とたくさん会話してください。
個人の考えがかなり聞けます。十分評価できます!

レポートは
1人1台タブレットが配布されているので、
グーグルのクラスルーム上に提出してもらいます。

私は1人ずつにコメントを加えて返却します。


さらに単元の終わりには、
研究発表を行います!

子供達の意識は

ゴールは自分達の研究発表!!

です。1時間目から
インプットした知識を発信することがゴールと意識しています。

だから私が教えなくても学習が成り立ちます。
自分で知識や技能を身につけていきますから。

本当の知識は誰かに教えてもらうものではありません!

試行錯誤しながら興味関心を高めて
調べ尽くすことで初めて得るものです。

教える必要は全くありません。
その代わり子供達がやりたいことを
できる限り叶えてあげようと動いてください。

教師は知識を教えこむのではなく
子供達の優秀なサポーターであるべきです!

このように、子供達は単元の時間を意識し、
私がリードしなくても学びは途切れず、
主体的にゴールに向かいます。

ゴールは発表とレポート提出
そのために実験
そのためにテーマを決める

どこで、誰とやるかも自由です。
こちらが指定することはありません。

教科書を見たりいきなり実験を始めたり、
学び方のタイプが様々で見ていて楽しいです。


アイデアを出し合い、
学びの幅を広げていく子供

その自由な発想力にはいつも驚かされます!

子供のひらめきや熱意、
探究する才能は無限である
と感じます。

教師は子供の自由な発想を楽しむくらいの器が必要です!

自分の枠にはめて安心したい教師がほとんどです。しかし頭の固い大人は絶対に子供達の思考力にはかないません。

子供のやってみたい!を応援しましょう!
子供達にゆだねましょう!
どんどん失敗させましょう!

色々考えて解決した時に、
大きな喜びを味わえます!

それが真の知識となります!

今では、何か教えようとすると
「先生教えないでください!」
と止められます笑。

結論

私は、
子供達の「やりたい」という願いを
全力でサポートすることこそ、
才能を引き出す最大の手助けになる!

と思っています。

それが私が理科を教えない理由です。

そのスタンスが探究横丁の方針にもつながります。
「教えない理科」については教員時代に全教員に発信しました!

学びたい先生が何人か見に来ました!
詳しい具体的な内容と子供達の驚きの姿については具体的な資料がありますので、またお伝えします!


今日のまとめ

・教えない理由
子供達のやりたいを全力でサポートしたいから!

・教師の余計なコントロールは子供の自由な思考をさまたげる!

・理科は自由研究でいい!
インプットした知識をアウトプットさせる時間を十分に確保してあげればいい!

・本当の知識は誰かに教えてもらうものではない!

・自由な発想を楽しめるくらいの広い心でいよう!


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