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おばあちゃんと君

『おばあちゃんどこにいますか?』
小学1年生の頃に読んだ本
おばあちゃんが大好きな僕は
その内容に号泣していた
男の子とおばあちゃんのお話
今内容を思い出し
言葉にするだけで
喉の辺りが熱くなり
涙がこぼれ落ちる…

数十年の月日が流れて
小学1年生になる可愛い君が
『さきちゃんとおばあちゃん』
『その本を読んだら涙が出ちゃった』と教えてくれたね…

『どんなお話?』と聞くと
君は泣きながら
話をしてくれたね…
『僕も似た本読んだ事あるよ』と
今度は僕が泣きながら
君に話をしていた…

君が大人になっても
この本が教えてくれた
大切な事を忘れないでいて欲しい…
命の尊さを…
命に限りがある事を…
いつか別れが来る事を…

当たり前のように
生きる毎日を
当たり前じゃないと
生きる事で
見えてない事
見えて来る…

小学1年生の頃
泣いたあの気持ちを
忘れずにいられたら…
僕の後悔は
少し違った物になっていたのかな?

数十年の月日が流れて
時代は変わり
便利な夜の中になっていても
道徳は変わらない…
君は僕のように
その本が伝えたい
大切な事を
ずっと忘れないでね…



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