コンディショニングとは? -エピソード1-
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プラスコンディショニングスの考えるコンディショニングとは、店名にもなっているPLSに考えをつめてみました。
PLS CONDITIONINGSの“PLS”に込められた意味
少し難しめの内容となってますので、また後日それぞれの意味について説明しますね。
P:プロセス【過程】
→現状に対して、目標達成までのギャップを埋めるための過程を明確にする
S•O•A•P®︎(プラスコンディショニングスではコンディショニングメディカルチェックとして行っています)
L:ライフスタイル ハビット【生活習慣】
→生活習慣の見直し
健康に関する行動を習慣化するためのモチベーションアップ方法
栄養やセルフケア
S:サブコンシャス【潜在意識】
→潜在意識を顕在化させ、自ら身体をコントロールできるようにする
「鍛える前に整える」ために、今足りない部分を理解する必要がある。
まずは正しい身体の使い方を理解して、「気づき」(エモーション)を増やしていく。
ちなみにPLSを“プラス”と呼んでいるのは、「プラスに考える」とか、「この体験がプラスになる」と言ったように、良い意味で用いられる時に使う言葉なので「プラス コンディショニングス」にしました。
(略称は“プラス”でも“ピー・エル・エス”でもどちらでもいいです笑)
今回は、世の中に出回るコンディショニングの意味について書いていきます。
まず「コンディショニング」と聞いてどのようなことをイメージされますか?
セルフケア?
リラクゼーション?
マッサージ?
全部正解だと思います。しかし、私自身初めてコンディショニングという言葉をきいてのイメージは上記のような“ケア”を中心としたカテゴリのことなのかと思っていました。
私が神戸三宮にあるプラスコンディショニングスオープンした時に、「パーソナルトレーニングジム」ではなくて「パーソナルコンディショニングジム」としたのには理由があります。
今まで医療従事者としてフィットネスに携わる仕事をしていて感じたことは、ジムには明確な基準がなく、一般的な認識も曖昧な部分も多く、「ジム=鍛える場所」という認識が浸透していました。
フリートレーニングができる総合フィットネスジムでも、パーソナルジムでも、ジムに行けばムキムキになるのではないか?という不安があったかと思います。
本来ジムは健康になる場所です。高重量の重たい負荷をかけるのがジムではありません。
そこでコンディショニングという概念です。
今回はそのコンディショニングとは一体何なのかを説明させていただきます。
コンディショニングの意味や由来
まず、コンディショニングの言葉の意味を整理していきましょう。
コンディションとは...
1 状態。調子。
使用例:「からだのコンディションを整える」「グラウンドコンディション」「ベストコンディション」
2 条件。
使用例:「勉強をするのには最悪のコンディションだ」
コンディショニングとは...
1 調整。調節。体調や環境などをととのえること。
2 〘心〙 条件づけ。
辞書で調べると上記の言葉が出てきます。十分な柔軟性を備わっていない状態で高重量のトレーニングをした場合、フォームが安定せず怪我のリスクは高くなります。まずは身体を整えた状態から初めていきましょう。
厚生労働省が提唱するコンディショニング
厚生労働省監修の「e-ヘルスネット」というサイトで、コンディショニングについて明記されています。
厚生労働省が提唱するコンディショニングとは、「運動競技において最高の能力を発揮出来るように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること。」と記載しております。
コンディションついて
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コンディションとは、「状態」「体調」「条件」という表され方をしており、「体力」「精神」「技術」「医療」「栄養」「環境」といった要因から影響を受けていています。コンディショニングとは、これらの要因から総合的にアプローチし、競技の際に能力を最大限に発揮出来るようにコントロールしていくことです。
その要因として下記によって裏付けされます
🔻
・体力面 筋力トレーニング、柔軟性トレーニングなど
・精神面 ストレスケア(オーバートレーニング・気候・体調・病気・プレッシャーなど)、メンタルトレーニングなど
・技術面 バイオメカニクス(動作解析)など
・医療面 スポーツ医学、アスレチック・リハビリテーション
・栄養面 スポーツ栄養学
・環境面 運動生理学
最後に下記の言葉でまとめてます
🔻
上記に記した個々の要因は独立したものではなく密接に繋がりを持っており、栄養学の正しい裏付けが無ければ効果的な筋力トレーニングの成果は得られませし、精神面は特に他のすべての要素からの影響を受けるものです。
最終的には正しい生活習慣を送ることが最良のコンディショニングといえますが、どうしてもそれが適わないときに、それを経験則と科学によってどのようにカバーしていくのかを追求していく知恵がコンディショニングであるといえます。
正しい生活習慣を送ることが難しいので、その専門的な施設が必要なんです。例えば
「怪我をすれば病院もしくは接骨院へいく」
「リハビリをするなら理学療法士の施術を受ける」
「体力を向上したかったらジムへ行く」
「疲れたらマッサージへ行く」
「悩みがあったらメンタルコーチへ相談する」
「どんな栄養を摂取すればいいかわからない時は管理栄養士へ相談する」
といった専門機関へ行くと思います。
コンディショニングジムはこれら全て(手術が必要な怪我については医者しかできない/健康保険を使って治療はできない)が総合的に解決できる場所です。
プラスコンディショニングスでは、神戸からそのような施設ができるよう活動しています。
コンディショニングジムのパイオニアとも言える
東京にある「R-body project」さん
私自身もR-bodyさんがコンディショニングコーチ教育機関【R●ACADEMY】の1期生(京都開催)として勉強させていただき、R-bodyさん独自で発行するR-Conditioning Coachを取得しております。
R-bodyさんの考えるコンディショニングとは、このリンク先に詳細が載っています。
この中で特に印象的だった言葉を引用させていただきます
「コンディション」とは、いわばその人の「カラダの調子」のことで、コンディションをよりよい方向に向かわせること、または、いいコンディションを維持することを「コンディショニング」と呼んでいます。
「コンディショニング」は、人によってさまざまです。ある人にとっては、1日8時間毎日寝ることがコンディショニング。またある人にとっては、週に一回の草野球をすること、有機野菜を食べること、ストレス発散のためのカラオケも、もちろんヨガもジョギングも立派な「コンディショニング」です。
冒頭で述べた印象とはまた少し違いますよね。「コンディショニング=ケア(マッサージ)」でしたが、実際はもっと幅広いんですよね。
なので「ボディメイク=コンディショニング」も意味は成立するんですよ。正しい身体の状態であれば、カラダが許す限りウエイトトレーニングを行っても良いと思います。プロのボディビルダーもこの考え方を取り入れてトレーニングを行っています。
一般の方は「結果」だけを見ているので、ただ筋トレをして鍛える、食事を極力食べないでダイエットをして結果を求める方が本当多いです。
コンディショニングの概念から外れてしまうので、もし私のジムでダイエット目的で入会時に「私は食べずに痩せる!」といった根拠のない根性論でボディメイクを考えている方がいれば「うちではそのような方法を推奨していないので、他のジムでパーソナルを受けてください」とはっきり言ってます。もちろん説明をしても根性論を曲げない方に対してです。
私たちも短期集中型のメニュープランもありますが、あくまでも「短期集中で身体を変える習慣を作る期間」だと説明しています。過去に劇的に体重を落としたお客様は、必ずと言っていいほどリバウンドをしています。維持できている人は正直見たことがないです。(維持できている方は習慣化できている方なので最高です👍)
「2ヶ月で10キロ体重を落とす」のと、「1年かけて10キロ体重を落とす」のではどちらがカラダにとって相応かは一目瞭然です。
まとめ
コンディショニングとは、私たちのなりたいカラダや健康を考える上で目標を決め、今の自分を理解することから始まる。そこで生じるギャップを埋める過程を考える中で、今現在の「生活」「運動」「栄養」といったライフスタイルを見直し、習慣化させる。人間が本来持っている機能を最大限に引き出すことでまずは身体が整えられ、なりたい自分に近づくことができる。
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それではまた。