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【きのこの旨み完全吸収】干ししいたけワンポットパスタ
ここ数日は良い天気が続き(これを書いている今日は爆荒れ)、カラカラとしいたけと生姜が乾きました。それだけで、気持ちが上がり、その日は少しご機嫌に過ごせます。
しいたけは鍋の出汁などに使うことが多いのですが、もう春。いつもとは使い方を変えて、パスタにしてみました。
ワンポットパスタなので、戻し汁を余すことなくパスタに吸わせられます。味付けはシンプルだけど奥行きのあるほかにはない味わい。しいたけがにんにくバターに負けないほど主張してきます。
作る過程も楽しいので、ぜひ作ってみてくださいね!
一晩寝かせる手間を楽しむ。実働は10分くらい
![](https://assets.st-note.com/img/1710856959768-vVsew3Pzo1.jpg?width=1200)
まずしいたけと生姜を干して(3日は干してほしい)、さらに戻す&出汁抽出のために丸1日かけるという手間のかかりよう。面倒に思われるかもしれませんが、実際に手を動かす時間は少なく、時間に仕事をしてもらう感じです。
喜びを感じるタイミングが増えるのがこのレシピのポイント。ぜひ面倒という固定概念を取り払って試してほしいのです。野菜やきのこを干しはじめるとそれだけで晴れの日の嬉しさが2倍になります。カラカラと乾いていく様を観察するのは楽しく、徐々に小さくなっていくきのこや野菜を愛しく思います。
そして、水に浸せば、徐々にあたりにしいたけ臭が漂いはじめる。ぷっくりと復活する姿もかわいく、料理するのが楽しみになりますよ。
もちろん外で仕事をされている方はなかなか難しいかもしれませんが、在宅ワークの方や主婦の方など時間を見つけて野菜を干したり、発酵調味料を作ったりしておくとシンプルな料理がすごくおいしくなりますよ。
実験感覚で作るのも新鮮で楽しいので、ぜひ少しでも興味がある方は試してみてくださいね。
![](https://assets.st-note.com/img/1710856959845-ZAZUYqtfwv.jpg?width=1200)
材料(1人分)
干ししいたけ 1パック分(8個想定)
干し生姜 5、6枚
豚こま切れ肉 50g(豚こまでなくてもベーコンでもなんでもお好きに)
パスタ 100g
にんにく麹 大さじ1
バター 10g
水 400mL
↓干し野菜、にんにく麹の作り方は以下を参照してくださいね。今回はしいたけオンリーにしましたが、干し舞茸や、干ししめじなんかを加えてもおいしいですよ!
作り方
1 干し生姜・干ししいたけを前日から水に戻しておく
※夏場は、冷蔵庫に入れておくほうが安心
2 戻し汁をそのまま沸騰させ、パスタと豚こまを加えて茹でる
3 水分がなくなり、食べれる硬さになったらにんにく麹とバターを加えて軽く炒め混ぜる
※茹で上がる前に水分が飛んでしまったら、50mLほど追加してください
4 お好みでブラックペッパーやパセリを振りかける
↓手順はインスタで動画でも解説しています。
レシピのポイント
干し生姜、干ししいたけを前日から水に戻しておく
干し生姜、干ししいたけを前日から水に戻しておく
![](https://assets.st-note.com/img/1710858114300-v8SJybh8fn.jpg?width=1200)
干し生姜、干ししいたけの味をしっかり引き出すために1日前から水に浸けておきましょう。ちょっと面倒に思われるかもですが、この一手間でぐっとおいしくなりますし、翌日料理を作るのが楽しみになりますよ。
この出汁を全部吸わせた贅沢なパスタを味わってくださいね。