【ラクなだけでなく、楽しいレンチン】たまねぎ麹のトマトリゾット
実験感覚で楽しむレンチン。
私は、レンチン調理がそんなに好きではありませんでした。お手軽で、忙しい時の味方になってくれることは重々承知しているのですが…。理由は釈然としませんが、なぜかいわゆる便利家電的なものにもあまり惹かれません。自分の手を動かして作った感がほしいのでしょうか。キャンプも好きだし、不便を楽しみたがっているのかもしれません。まぁ理由なく好きなものや嫌いなものはもうそうなんですから、それで良いのです。
でも、レンチン調理って実験感覚で面白いなと思うようになりました。何もしなくてもボタンをピッと押すだけで料理ができてしまうのですから。確かにフライパンや鍋で作った方がおいしい場合もありますが、レンチンも十分おいしいです。
それでもレンチンレシピで何だかこれは嫌だなぁと思うものもあります。だからレンチン調理をまるごと好きになる必要も、まるごと嫌いになる必要もないのです。これはちょっと作ってみたいと思えるレシピに出会えたのならば、ぜひ躊躇せず1回は作ってみてほしいです。このレシピがそんなちょっと料理の幅を広げるレシピになれたら嬉しいです。
↓手順はインスタで動画でも解説しています。
レシピのポイント
米洗わずに作ってみて
トマトには切れ込みを
米洗わずに作ってみて
ピラフとかリゾットとか米を洗わずに作るレシピってよくあると思うのですが、正直結構抵抗がありました。本当に汚くないのだろうか、そんなに味に違いはあるのだろうかと思い、ネットで大丈夫だという根拠探しの旅に出たこともあります。
まぁしかし案の定わかっていましたが、問題なしという意見も汚いという声もあり、明確な答えは得られませんでした。そういう時は一回作ってみるに限ります。私は洗わずに作ってみて断然洗わない方がおいしいと思いました。
正直リゾットはそんなに好きではありませんでした。大学自体、友人宅で鍋を頻繁にしていましたが、回を重ねるごとになかなか手を出さないカレー鍋やトマト鍋に手を出さざるを得ないタイミングが来るのです。その〆はリゾット。うまいうまいと皆が食べている中、ベチョついているし焦げ臭するし、うまくねぇなぁと惰性で口に運んでいました。その印象が強く残っているのかもしれません。
↓その頃の感情を自由律俳句にしていました。
でも、洗わずに作ったリゾットはおいしい。ベチョ感がなく、アルデンテ。リゾットイメージが覆りました。そんなに頻繁にも食べないので、今後もリゾットを作る時はおいしさ重視で洗わずに作ろうと思っています。
トマトには切れ込みを
あらかじめくし切りにして投入した方が加熱時間が少なく済むと思いますが、あえて楽しさ重視でトマトを切らずに丸ごと投入しています。まな板で切る手間も省けますので。キャンプで野菜を丸焼きにするときも心が躍り、ニヤリとしている自分がいます。
でも、爆発の恐怖があるので、切れ込みは入れておいてください。ツンと尖ったお尻側に十字に入れます。まな板を使わず手にトマトを持って行えばラクですよ。
そしてレンチン加熱を進めるとその切れ込みからピロピロと皮が剥けます。湯むきは面倒ですが、これならラクです。皮付きでも良いのですが、皮を剥かずに作るトマト煮込み系で現れるあのトマト皮がピロピロと丸まったやつは割と気になります。やはり剥いておけば良かったと思うことがあります。手間をかけずに除去できるならやっても良いのでは?