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#スターピープル

帰還プログラムを通して世界を知る

この世界に馴染めないスターピープルは、占星術やタロットカード、生命の樹を通してこの世界を理解しようとします。つまり帰還プログラムは、星に帰るためだけでなく、この世界で上手く生きるために用意されているとも言えます。学校の勉強は苦手で、みんなが当たり前にできることができず、怒られても何が悪いのかわからず、ちょっとバカにされているような、そんな気持ちで生きている人の中には、小さな頃から神話が好きで、星が

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独立した親指

「人の親指は独立しており、これは他の動物とは異なり、道具を生み出すことができることに関係する」らしいです。親指は頭、人差し指は喉、中指は胸、薬指は太陽神経叢、小指は腹、と対応させて考えることがありますが、親指である頭は自我を表し、意志決定に関係します。親指が独立し、自立した意思と目的を持つということは、そもそも地上に関心のない天上的目的を持っているということかもしれません。頭から肩に降りてきた目的

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一体となり影響から逃れることはできない

あらゆるものの影響から逃れることはできない、と考えた方がよいです。誰もが感情体の7層すべてを持ち、持っているけれど薄っぺらい層もあれば太っている層もあり、その増えている部分に無自覚なら、同質のものが引き寄せられどんどん増えていきます。類は友を呼びます。感情体の7層すべてを均等に持っていると、影響してくるものを対象化することができますが、そうでないなら、いかなる影響も遮断することができないと考えた方

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ローカルルールに乗る

小さな自分はローカルルール(地上原理)に乗り、大きな自分はより大きなルールに従っている、という姿勢は、子どもの頃から身につけていた方がよいです。とは言え、小さな自分しか存在しないという人がほとんどで、小さな自分がローカルルールに自己同一化しているので、そもそもローカルルールを乗りこなすことが中々できないわけです。なので教えてあげられる人などほとんどいません。乗りこなせないものには振り回され、極端な

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疲れるとか病気になるとか

疲れて眠ることで、より大きな意識へと回帰することができるわけですが、病気になるとか疲れる、眠たい、動けないというのは、身体が動かなくなることでより大きな意識に回帰できるということです。病気になって本当に動けなくならないと、なかなかリラックスできない場合もあるでしょうし、普段から肉体感覚がなくなるほどリラックスできるのなら病気にもならないかもしれません。リラックスできているつもりでも、「より」大きな

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服を着替えるという発想

他に着たい服が見つかると、ずっと脱ぎたかった今着ている服をすんなり脱ぎ捨てることができるように、癖こだわりのストーリーを脱ぐことばかりに集中しすぎず、別のストーリーという希望を持つとよいです。癖こだわりのストーリーを一生懸命に脱ごうとすればするほで、張り付き一体となり皮膚になるかのように、「これが自分だ」となって、脱ぐなんて考えられないものになっていきます。このストーリーでなければ「じゃあ、どうし

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ペイジの素直さ

ほとんどの人が、地に足を着けて眠っているペイジだと言われていますが、ペイジの特徴は素直さ、地道さ、努力にあります。ペイジができている人はどれくらいいるのでしょう。ペイジの逆位置とでも言ったらいいのか、捻くれたペイジ、不貞腐れたペイジの人はわりと多いのではないでしょうか。ペイジの素直さは、一生懸命に考え取り組み、わからないことをわからないと言うことができ、諦めずに努力を重ね、迷い悩み、助け合うことが

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水の大地に立つ水

水の大地に立つとは、どうしても水に入り込めない、どうしても水に潜れないということで、ちょっと入れても浮いてきちゃってどうしようもないという、いわゆる浮いた人になるということです。共感できない、同調できない、自己同一化しないということで、共感したふりや同調したふりはできるし、むしろ共感同調するよりもよく理解することができます。

カップに満たされた水が、気づかないうちに底から染み出したり、穴があい

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4について

今日の夢は4についてでした。

「4は、自分を越えたものに対する基本的姿勢が表れます。最も身近で深刻な影響を持つものが、両親に対する姿勢です。人によっては体罰や虐待という印象を4に持つ人もいます。」と言っていました。言われてみればそうですよね。今の自分にとって、自分を越えたものの始まりにあるのは両親や養育者です。

4皇帝のカードが恒星に包まれることを表しているわけではありませんが、4は恒星に包

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わかるということ

夢は基本的に、体験した本人にしか理解できないように、「恒星に包まれた」という体験も、誰かに正否を問うことはできません。「包まれた」というなら包まれたということです。

恒星に対するスリーステップ「発見する、包まれる、なりきる」を、私は体験したあとに知りましたが、「あれがそうだったのか」とはっきりと自覚することができます。発見したとき、「これは私だ」という存在と一通り対話した後、押し戻されるように

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千と千尋の神隠し

はじめて千と千尋の神隠しを観たとき、「私はハクを探していたのか!」とわかって救われる思いがしました。学生だった私にとって、パートナーとなる異性の印象の普遍性を、ここで見つけることになりました。この作品はどこまでも普遍的なので、千尋の成長がどうのこうのではなく、普遍的象徴そのものに感動します。人情だとか愛情だとかより、普遍的象徴が描かれているものに感動します。映画館に3回くらい観に行った覚えがありま

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脱ぎ捨てた衣類はどうなるのか

着込んだ前世記憶は、今ここでの癖とこだわりを作り出しますが、着込んだ衣類を一枚一枚対象化し脱ぎ捨てると、17星のカードの女性のように素っ裸になります。裸でないと恒星に回帰することができないということです。では、この脱ぎ捨てた衣類はどうなるかというと、一切合切消えてなくなるわけではなく、一枚一枚がまるで人格を持ったかのように独自に動き出します。よくわかりませんが、そうなっているように見えます。

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北風と太陽

癖や思い込みから解放されるためには、その癖と思い込みに気づくことさえできれば離れることができます。ですが、この「気づく」というのが厄介なもので、頭が「わかった」と言っても、胸は一切受け入れておらず、ましてや身体を通して言動に反映されることもない、ということがよくあるものです。

ここで私が書き続けている内容は、そんなに真新しいものはなく、同じことを視点を変えて書き続けているに過ぎません。読む人に

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恒星に戻る

創造する側からすると、創造される側の発想を理解することができますが、創造される側は創造する側の視点も発想もまったくわかりません。創造する側には基本的に、見ないようにするとか、否定するとか、そういうものがありません。創造する側なので。

恒星に回帰すると一気に視点が変わります。何者でもないことに失望することもありません。癖とこだわりを脱ぐだけでなく、その先には恒星であったという記憶があります。癖こ

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