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2024年4月の記事一覧

夢セラピストになること

他者の夢に対して感じることは、自分自身の癖こだわりが映し出されているものです。瞬間的に感じる好き嫌いがある場合もあれば、どうしても引っかかるシーンがあったり、夢を解釈するしないではなく、感じるものがあるものです。無自覚に、良い夢、悪い夢を判断していたり、「この人いつもこうだから、こうしたらいいのに」と知らず知らずのうちに感じていることもあるかもしれません。その無自覚な部分に気づいていくことで、頭と

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胸で考える

胸で考えるというのは、頭と胸が連動しているということです。頭が捉えたことを胸が理解するのではなく、胸の方が頭より高速なので、胸が先で頭が後です。感情の働きは、思考によってコントロールされるものではなく、感情の自由な動きを思考が見るものです。そうやって連動したとき、まるで胸が考えているかのようになっていき、すべてに繋がりすべてを理解するようになっていきます。

夢の意味は胸で考えるものです。夢を理解

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胸からすべてに繋がる

胸から網目が広がるように、すべてに繋がっているというのは、一度自分の中に入り、内側からすべてに繋がるということです。内側に入るというのは、外界を遮断するということで、つまり集中するということです。すべてに繋がっているのだから、意志を明確にし、対象に突きさすことが大切で、そうすることで対象の情報がなだれ込んできます。これがリーディングですが、慣れてくると、興味を持つことでついつい情報が入ってくるよう

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ビジョン化する、イメージ化する

視覚化やビジョン化には、土が欠かせません。牡牛座の思考、乙女座の視覚、山羊座の平衡感覚が揃って視覚化できます。はじめに思考という概念のようなものがあり、それが輪郭を作り、前後左右上下といった空間的バランスをとることで視覚化できます。下意識から浮上し、腹または腰から上ってくるエネルギーは、松果腺あるいはアジナチャクラによってビジョン化します。そうやって自分の中にあるものをビジョン化するので、ビジョン

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みんな違ってみんないい

立方体の8つの頂点を自分のものにし生きることができると、陰りがなくなるので、暗闇に吸い込まれるように盲目になることもなければ、暗闇から逃げるように走り続けることもなくなります。そして自分自身に欠けがなくなると、誰を見ても、否定的な気持ちになったり嫌悪することもなくなります。評価することはあっても、投影された影を見るような感情反応はなくなります。こうなると「みんな違ってみんないい」が当たり前になりま

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癖こだわり

アニメのオープニングシーンで、主人公の男の子が仲間たちに、「お前は力がない、足手まといだ」と言われていて、私はそのシーンを見た瞬間に「できない子が本当はできる子で、成長していく話かな」とふと思いましたが、旦那さんは「友達に恵まれなかったんだね」と呟いていました。こんな風に、一人一人所有するストーリーが異なるので、一つのものに対する印象も、瞬間的に異なります。このアニメをよく見ていけば、同じ意味を捉

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めりこんでいる家族

家族というのは自分にめり込んでいるもので、対象化することが難しいものです。家族との間には境界線がないので、心底煩わしいものになる場合もあります。自分を知るということは、自分の中の家族を対象化するということで、対象化したものは遠ざける必要がないので、家族が疎ましいものではなくなります。とはいえ、めり込んでいることには変わりないので、ずっと一緒にいるのも不自然なものです。

家族が全員揃って一人の人を

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推し量り自己を見出そうとする8正義

8正義のカードは、左手の天秤で推し量り、右手で意志を貫きます。この天秤が推し量るのは、どちらが重くて軽いのか、どちらが良いか悪いかではなく、左右が均等になるポイントを探します。つまり自分の真ん中に照らし合わせ、自己に合うものを見出そうとします。どっちつかずではない、自分の真ん中です。自己とは変わらずここにあるものですが、すでに男女に分かれていることからもわかるように、左右のどちらかを自分だとしてい

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プロになる

やりたいことをやっていくとき、プロを目指したらいいと思います。プロというのは、社会に認められ、たくさんの人に認められ、お金をもらえることがプロではありません。気分や体調によって、やったりやらなかったりせず、やる気や環境によって、成果に良し悪しが出ないのがプロです。やりたいことがあるのに、ちょっとやってやらないまま、「できない」とか「むいていない」、あるいは「今じゃない」とすることもあるかもしれませ

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エジプト時代の身体

古代エジプト時代の人間の身体は、今の私たちからするとエーテル体の身体なので、今身体だとしているような振動数のものではありません。なのでエジプトの頃の記憶が蘇ると、魔女なのか魔術師なのか、妖術使いだとか呪術師のようにも見えるもので、今よりもはるかに物質を自由に扱っています。物質というのがどの振動数のものを指すのか、それは7つの階層の一番下に位置するものだと考えればよいので、陰陽化が進み、振動数が下が

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暴力と略奪と火

人を殺したことのある過去世というかストーリーを持っている人は、そんなに少ないわけではなく、もちろん殺されたことのある人も少なくありません。「あの時は仕方なかった」という納得しやすいストーリーだけでなく、残虐性を帯びる場合もあるわけで、暴力や略奪は、誰の中にでもあると言えばあるわけです。自分の中の残虐性や暴力性は、今ここでの自分が実際にすることはなく、人を殴ったこともなければ罵ったことがなくても、そ

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父母に似ている自分

肉体の持つ癖こだわりというのは、実際の両親や育ての両親、環境から与えられたもので、星である本質的自己とは異なるものですが、だからと言って否定するものでもありません。肉体とエーテル体は相反する方向性、性質を持つからと言って、エーテル体が肉体を否定することはなく、つまり本質的自己が肉体の癖こだわりに嫌悪することはないということです。上から下りてきた本質的自己からすると、下から上がってくる肉体は自由に扱

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意志を持つこと

小さな自分が持つ意志のようなものは、意志というより癖こだわりです。意志は、大きな自分が持っています。小さな自分から解放されていき、大きな自分との流通を自覚してくると、自分で決められることは何一つないと気づきます。とはいえ自分とは、この大きな自分の方にあるので、自分が意志を持てるようになってきたという言い方もできるわけです。小さな自分が決めないことは、自分が意志を持たないことではなく、むしろ意志を持

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男女すべてを生きる

女性性を大切にしている人からの申し込みが、増えた時期がありました。私は女性性を大切にしていないというか、女性性だけを大切にはしていないので、期待に応えられる気がしませんでした。

立方体の6つの面に、ユングのアーキタイプをそれぞれ当てはめたとき、女性性とされるアニマと、男性性とされるアニムスは向き合っています。女性として生きる人の場合、アニマの壁に押しつけられ張り付いて生きているわけで、そこからの

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