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夜寝る前に「良いこと」を考える。

10年以上前のことだが、美容家IKKOさんのリサイタルに行ったことがある。
たしか前半は、歌のコンサート(山本リンダとか)、後半が壇上でモデルさんを使っての美容指南、みたいな2時間くらいのものだったと思う。

ミニスカートをお召しになっての熱唱。客席に降りてきて、歩きながら、握手しながら、というサービス精神旺盛なIKKOさん。

途中のトークでは、美容家の修行時代から今に至る苦労やその時々の想いなどを語っていらした。

そんな話の中でとても印象に残っている言葉がある。

「どんなにつらいこと、嫌なことがあった1日でも、眠る直前に、何か一つ良いことを思い出して寝るの。そうすると、朝起きた時、良いことからスタートするでしょ」

悪いこと、ネガティブな想いを頭に浮かべて眠りにつくと、寝ている間もそのネガティブな想像に支配されるし、起きた時も前夜の悪いこと、ネガティブなことが脳内に残っていて、そこからの1日のスタートになる、というお話だったと記憶している。

Three Good Thingsという考え方がある。

3つの良き事を思い浮かべ、言語化するという思考の訓練法である。

毎日毎日続ける。

いや、毎日、3つも良いことなんてないよ、と言う人は、”当たり前の日常”がどれほど貴重なことかを忘れている。

ものすごくよいこと、マーベラス!なんて言うようなことでなくてよい。

「今日は洗濯ものがよく乾いた」
「今日は本を10P読んだ」
「今日は誰かにありがとう!を伝えられた」

などなど。些細なことでよいのだ。

今朝のVoicyは、そんなお話。
(IKKOさんの話は、放送では話していません)
(Voicyとnoteは連動させつつ、ちょっと違うことを書くようにしています)


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