営業とは何?その答えは人生の中にある。
皆さんは営業職に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「仕事がキツい・ノルマが厳しい・罵倒される」といったネガティブなイメージを持つ方が多いと思います。
実際、私も友人などに仕事は営業をしているというと、「喋りが上手くないと出来ない」とか「大変そうだ」とかそんな言葉しか言われません(笑)
それに対して私はいつも「その通り!!」と言います。
もう少し掘り下げると【どんなに良い商品も伝わらなければ意味が無い】のです。さらには【その商品を使うと誰が喜ぶ(喜ばせたい)のか?】がとても重要です。大なり小なりです。
商品と記してはいますがサービスでも通ずる考えです。この商品を欲しいと思わせる提案力。潜在的なニーズを探る質問力。これらが必須となります。やっぱりそんなコミュニケーションなんか出来ないと思ったそこのア・ナ・タ!言わせてほしい。
営業は生きる上で必ずしている行動の一つです!!
それを【なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか? 】は教えてくれます。
それでは目次を引用いたします。
序章 世界を動かしているのはセールスだ!
第1章 拒絶と失敗を受け入れる
第2章 ストーリーと共感力で売り込む
第3章 生まれつきか、経験か
第4章 教祖と信者
第5章 誰にでもチャンスはある
第6章 芸術作品を売るということ
第7章 仕事と自我を切り離す
第8章 複合的な才能
終章 ものを売る力と生きる力
この中の第3章で感じた事を伝えます。
まず第3章ですが『セールスマンの成功要因ーメタ分析』(適正~環境要因などを定量的に分析)という言葉が出てきます。
これは20世紀でもっとも重要とされたセールス分野の論文を取りまとめ、優秀なセールスマンは何が違うのかを描いたものです。この研究で分かったことは、販売環境が違えば成功要因も違うということです。長期にわたり売り込みが必要な商品の場合にはモチベーション、買い手と長期的な関係を結ぶ必要のない商品は生まれつきの能力が大切になる。しかし、モチベーションや適性よりも重要なのは個人的な属性。個人属性については研究分野によって結論に大きな差がある。
分野が多すぎて結論に大きな差が出てしまったんです。。。ここで考えてみてください。【売る】って言葉を使うのは物だけじゃないんですよ。
【自分】を売ることだってあるんです。私の言われて嬉しい言葉の一つですが「田村さんだから買います。」要は「あなた(自分)」だからです。手前味噌ですが余程の信頼がなければこの言葉は出てきません。もちろん、買ってもらうまでのプロセスには様々な苦難があります。お客さんを乗せた船を座礁させるわけにはいきませんからね。そんな冒険(長期にわたり売り込みが必要な商品)にはモチベーション(感謝)が必要だと私は感じています。
自分の行動とその理由を理解し、どんな見返りがあるか。また、誰をよろこばせればいいかをはっきり認識しているセールスマンは成功していた。
つい、最近ですが私はお客Aさんからこう言われました。Aさん「田村さんはどうして私にここまでしてくれるんですか?この案件が無事終わったらお礼がしたいので何をしてあげましょうか?」一瞬、私は固まりました(笑)そんな言葉が出てくるとは思ってなかったからです。私は真面目にこう答えました。私「ありがとうって言葉だけで良いです。」A「ははは、何百回でも言いますよ。」
でもね、本当にそれだけしか考えてなかったんですよ。
綺麗事ですが「感謝」が原動力となっています。サービス、服、料理、提供することによって誰かが幸せになる。これは営業に限ったことではなく日常でも皆さんがしている行動です。見返りなんて求めなくても良い。ただ、誰を喜ばせたらいいのかを考えながら行動することにより成功はもっと身近なものになるのを教えてくれた。
田端大学でもブランド人になっていく過程で「誰が」「誰を」「幸せ」にするのでしょうか。とのレスを田端信太郎さんから頂いた。答えはその都度変わっても良いと思う。
大事なのはそれを考える事だ!!!!
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