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備蓄の見直し〜その3【飲み物・食べ物篇】

 備蓄の見直しシリーズ3回目は、飲食物の備蓄についてです。シリーズ1回目シリーズ2回目では飲食物以外の備蓄を洗い出して、防災リュックの中身を見直し、持っている防災グッズの管理ができるように備蓄方法を改めました。今回もまずは持ち物の把握から行います。

1.今ある飲食物の全備蓄

 最初に、我が家で備えている食物を全部出してみたのがこちらです。

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【主食】
アルファ米6袋、カップ麺2食、サトウのごはん3パック、カレーリゾット2袋、永谷園の災害備蓄用フリーズドライごはん(白米5袋、ワカメ味ごはん1袋、カレー味ごはん1袋、梅しそ味ごはん1袋、ピラフ味ごはん1袋)、パンの缶詰チョコ味1個

【副菜・おかず】
カレー7食、こんがりパンの野菜スープ2食、豆缶詰2個、コーン缶詰1個、焼き鳥缶詰2個、さば缶詰4個、さんま缶詰1個、シーチキン缶詰5個

【お菓子・デザート】
こんにゃくゼリー12個、みかん缶詰1個、もも缶詰1個、ミックスフルーツ缶詰1個、長期保存カロリーメイト4個、長期保存ビスコ2缶、長期保存クラッカー1缶

【調理で使えるもの】
トマト缶1個、パスタソース2袋、個包装タイプの鍋の素1袋

 見てわかるように、長期保存できる災害食以外に普段から食べているものも災害時に使えるので保管しています。調理で使えるものは、アルファ米やごはん、麺類に足せそうなもので普段使いのものを蓄えています。我が家の備蓄をこうして見ると、カレーやカレー味のものが多いことに気がつきました。

 飲み物は、2Lの水27本と500mlの水6本の他に、トマトジュースと野菜ジュースを備えています。

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 そして全体を把握するために、品物と賞味期限をエクセルの表に入力しました。期限の近いものが上にくるように並べています。

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 ちなみに賞味期限を切らしてしまった水が他にも30Lあるのですが、手や顔を洗ったりする時にも使えるため生活用水として保管しておくことにしています。また、今回の見直しでエクセルに入力していなかった備蓄があることも判明しました。そのうちアルファ米3袋の賞味期限が今月中で切れることを発見。やはり定期的な備蓄の見直しは必要ですね。


2.何をどれくらい備えればいいか

 1人につき最低でも3日、できれば7日分の備蓄が必要だとよく言われます。これだけを突然言われても具体的に何がどの程度必要なのか、ピンとこない方も多いと思います。なんかよくわからないし後回しでいいか・・・なんてことも。

 東京備蓄ナビというサイトでは、家族の人数、性別、年代、居住形態、ペットの有無をクリックしていくと、家庭で必要な1週間分の備蓄品(飲食もそれ以外も)を自動でリストアップしてくれます。さらに、必要なものがあればYahoo!、楽天、Amazonのサイトにそのまま移動できるので便利です。

 我が家もやってみたところ、水はクリアしていましたがご飯系や缶詰、レトルトは足りない結果でした。でも、非常用ばかりにお金を使ってはいられないのが本音です。できることから始めるにしても、すべて揃えるまでにどれくらいの時間がかかるか考えただけで挫折しそうですよね。


3.効率の良い備え方

 そこで、普段から使っているものを少し多めに揃えておき、使うたびに買い足していくローリングストック方式がおすすめです。先ほど我が家の食料の中にあったトマト缶、パスタソース、鍋の素などはもちろん、無洗米や乾麺も非常時に調理可能なので備蓄品として十分役に立ちます。

 ローリングストックのメリットを紹介すると・・・
①先入れ先出しで古いものを手前にしておくと、賞味期限の管理もシビアにならなくてすむ
②いつもの食べ物なので非常時でも安心して食べられる
③最初に始めるときだけ同じものを2つ3つ買うので経済的に負担はかかるが、その後は食べたら買うだけなのでお財布に優しい

 特別なことをしなくてもいいので敷居も下がります。ただ、保管場所は必要ですので家庭によってストックできる量は変わってくると思います。できる限りローリングストックも頑張りながら、足りない分は長期保存食を買ってカバーするという方法もありではないでしょうか。


4.まとめと次回予告

 備蓄シリーズを3つ書いてみた結果、我が家の非常用アイテムの全貌が明らかになりました。数年かけて結構そろえられたと思っていましたが、まだ足りないと感じる部分もなきにしもあらずです。

 そして、備蓄品の賞味期限や使用期限を管理することはとても大切だと実感しました。半年に1度を目処に定期的に丁寧な見直しをしていくので、そのたびにnoteでもレポートしていこうと思います。

 次回は、賞味期限切れ間近のものを使って防災食を作ります。

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