台風の季節に備える!火災保険の書類整理チェックリスト#66
今年も台風の季節が近づいてきました。
すでに台風到来に先駆けて、全国各地で大雨の被害が報道されています。
自宅は大丈夫!と思っていても、近所から瓦など破損した物が飛んでくることもあり、大雨の時は何が起こるかわかりません。
そんな風水害による被害から家をお金の面で守るために、備えておきたいのは火災保険。
ご自宅は「どんな被害を受けたときに、保険金が支払われるか?」契約中の火災保険は内容を把握できる状況になっていますか?
火災保険の書類整理チェックリスト
☑️どんな被害で保険金が支払われるかの確認
商品やオプションの付け方で、どんな時に保険金が支払われるのか異なります。保険証券や加入時のパンフレット・提案資料など、自分や家族が理解しやすい書類を整理しましょう。
保険証券は専門用語で書かれていても、パンフレット・提案資料はわかりやすく図解にまとまったりしているので、両方保管することをおすすめしています。
過大な契約は保険料が高くなりますし、過小な契約は保険料は安いものの、万が一の補償が足りなくなります。程よい加入内容かどうか、検討したり保険代理店の担当者へ相談しましょう。
☑️書類の発行時期の確認
火災保険は定期的に更新が必要です。(2023年7月現在、最長5年契約まで)
そのため自宅で火災保険に関する書類を複数保管することがあり、どの書類が最新情報か?よくわからない状況になることがあります。それぞれ次のようなことに注意しましょう。
💡同じパンフレットが複数ある
大体表紙か裏表紙に発行時期が記載されています。最新の情報を把握するため、新しいパンフレットを残し、古いものは処分しましょう。
💡火災保険証券が複数ある
最新のものを保管するようにします。
(事業用で使用している建物の火災保険は、税務上の保存期間は保管してください)
💡加入しなかったプランについて提案を受けた時の資料が残っている
契約するときに、保険代理店の方から複数のプランを提案されることがあるのではないでしょうか?
結局加入しなかった商品について、資料を保管したままだと、本当に契約したものと混在してわかりづらくなります。
契約しなかった資料は処分しておきましょう。
☑️空き家や高齢の親が住む実家への注意
親から相続した空き家や、高齢の親が住んでいる実家は、特に注意が必要です。このようなケースに該当しませんか?
普段自分が住んでいない家の情報は把握しづらいもの。
親御さんが元気であれば、親と一緒に契約内容の書類を確認しましょう。
☑️状況変化と加入内容の見直し
同居していた家族が独立するなどして家具・家財が減ったときや、増築等して建物の状況が変わったときには、加入している建物・家財の保険金額を見直しましょう。
保険は万が一の時のもの。いざというときに建物・家財の原状回復ができるよう、整理した書類をチェックして保険金額が実態に合っているか確認しましょう。
台風の被害から家と財産を守りましょう
万が一の際には、迅速な対応と十分な保険の存在が安心へとつながります。書かないエンディングノートにこれらの書類を整理・収納しておくことをおすすめします。
日頃の書類整理を行い、しっかりと準備をして、安全な台風シーズンを過ごしましょう。
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