日本に生まれてボーダレスになること
見てください!このナマハゲダリアを!
どれほど大輪かお分かりになりますね。
(ちなみに私は身長168センチ)
先週土曜日は自由が丘ギャラリーにて、生徒たちと花いけライブを行いました。
ようやくステイホームから解放された今回のイベント。沢山の方々が温かく見守ってくださって、本当に嬉しかったです。
緊張して硬くなっていた生徒も、花を手にしたらそれぞれが花に集中してやり遂げてくれました。
レッスンをスタートさせたのは2000年。それから様々なことがあって、
人の新陳代謝も激しかった。しかし、結局は継続は力だということを噛み締めています。
花の力に助けられたと感じる23年間。
この秋田県産のナマハゲダリアは、フランスで開かれた国際ダリアショー(国立フランス園芸協会主催)で、外国部門の最高賞、ファーストグランプリを受賞しています。
ダリアの原産国はどこか知っていますか?そして、その分布図は?日本に入ったのは江戸時代?エトセトラ・エトセトラ・・・
そんなことよりも、その花の美しさに人は心を動かされます。だから、どんどん外の文化と入り交じって美しく進化する方が肝心なのです。
人も同じ。特に日本は島国です。どんなに国内で評価されていても広がりません。閉じた世界では大輪の花は咲かない。
なのに、何故か日本の教育は海外とのコミュニケーションを前提とした語学教育がないのですよね。
だから、私は20歳の時にオックスフォードへ行き、26歳の時にパリへ行きました。しかし、今思えば相当恵まれていたと感謝しています。
なんとか次の世代の人たちが広い世界へ出れるように、何か出来ないかと日々悶々としているところです。
日本の花も国内消費では限界があります。いや、もうすでに現状がそうですから。
せめて、創造はボーダレスでありたい。
5月の文学と一花一葉講座は夏目漱石の「吾輩は猫である」です。
5月11日・20日です。
そして、新しいフラワーレッスン「私流を創る/フローラルアートコース」。
5月スタートです!
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