自分の文章と向き合ってみよう
私はnoteの記事を書くとき、
いつも悩んでいることがあります。
それは、記事が長くなりすぎること。
ついつい書きすぎてしまうのです。
これだけは伝えたい!
というエッセンスのみでお送りしているつもりですが、
それがまた多い。
そんな中出会ったのがこの本です。
この本は、クリープハイプのボーカルであり、
作家としても活躍する尾崎世界観さんが
”人生を変えた10冊”
として紹介していました。
この本では、
・「書けない!」へのアドバイス
・読みやすい文章の作り方
・推敲の仕方
など
書くことが苦手な人から得意な人まで
幅広く役に立つ情報
が詰まっていました。
そして、
読者にとって読みやすい文章をつくるための
実践的な文章術が満載でした。
文章術といっても、
・読点をいれる
・改行する
・接続詞を使う
のような簡単なものも。
改行や読点は、
文章のぱっと見の印象を変える効果があります。
実は、
見た目の圧迫感を軽減することは、
かなり重要なのです。
そして、
私のお目当ては最終章の
第4講 原稿に「ハサミ」を入れる
まず、
第4講での一節をご紹介します。
ぐさっ!
あまりにも自分のことです。
1度いい表現を思いついてしまったら、
映画で「うわっこれそういうことか!」という気付きがあったら、
記事中に使わずにはいられないのです。
たとえそれによって記事全体のバランスが崩れてしまったとしても…
そして、第4講中の小見出し
「もったいない」のサンクコスト
は全文ご紹介したいレベルですが、
一部分だけ。
ひぃ…!
この本は私の記事に対する指導講評なのでしょうか?
思い当たる節がありすぎます。
ちなみに”サンクコスト(埋没費用)”とは、
既に支払ってしまい回収することのできない
時間やお金、労力などのコスト
のことを言います。
「もったいない」や「せっかく書いたのに」
というのは典型的なサンクコスト効果。
推敲とはサンクコストとの戦いであり、
冷静に切り捨てることが必要だそうです。
必要ない箇所は容赦なくばっさりいく!
肝に命じます。
まとめ
今回は、
古賀史健さんの
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
をご紹介しました。
文章を書く仕事をしていなくても
・メール
・SNSの投稿
・企画書
・ブログ
など、
身近なところに”書く”は存在します。
ところが、
学校では
”読者にとってわかりやすい文章の書き方”
を教えてくれません。
そのため、この本は
あらゆる人に、あらゆる場面で
役に立つ本です。
先にも述べましたが、
今すぐにでも使える技もたくさん紹介されています。
ぜひ一度読んでみてください。