1枚1枚の服と向き合いたくなる一冊【試着室で思い出したら、本気の恋だと思う】
服を買うときどのくらいその1枚と向き合いますか?
適当に買う、安いものを買う、試着せずに買う。
そんなふうになりがちではないでしょうか。
この本を読むと服と1枚1枚真剣に向き合いたくなります。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う』尾形真理子
この本は悩めるオトナ女子たちが隠れ家的なセレクトショップに訪れ、自分にぴったりの1枚を見つけて一歩踏み出す、そんなお話がいくつか集められたものです。
セレクトショップはそこにあると知らないとわからないような奥まった場所にこじんまりとたたずんでいます。店員はたった一人背が高くすらっとしておりクールな印象ですが親身になって接客をおこないセンスのいい1枚をセレクトします。
人生を変える1枚とか新たなステージに進む1枚とか、服ってそんな力もあるのですね。人生に行き詰まったら服を買いに行くなんて発想ありませんでした。
内面が変わったら似合う服も変わるそうです。
気に入っていた服が突然似合わなくなったり、急に服の好みが変わったり、そんなことがあったら自分が成長した合図なのではないでしょうか。
服と真剣に向き合うことは、今の自分自身に真剣に向き合うということになるのではないでしょうか。
ブランドや値段、今までの好みなどからは一旦離れて、今の自分に一番必要な服というものを探しに出かけるのも面白いかもしれません。
本日もよい一日を!
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