【CS読書note】なるほどデザイン:目で見て楽しむデザインの本。
こんにちは、浜内たるぼです。
前回のnoteでも書きましたが、最近コンテンツ関連の仕事をするようになったので、デザイン関連の勉強をしています。
今日読んだ本は、「なるほどデザイン:目で見て楽しむデザインの本」。
デザインは「愛」!
仕事って「アウトプットする→フィードバックから気づきを得る→より良いアウトプットが出来る」を繰り返してレベルアップしていくものと思いますが、本書はそのフローを本でやろうとしているような内容です。
デザインのプロセスや要素が図表たっぷりで記載され、実際にそのデザインを施したらどうなるかを差分つきで解説されています。
視覚からの情報の方が圧倒的にイメージしやすいので、とても軽快に楽しく読むことができました!
「どんな人に、何を、なぜ伝えたいか」という基本的なフレームワーク、そこからの方向性決め、必要に応じて足し算引き算…と、日頃の仕事で大いに使う内容ですし、やっぱりデザインとビジネスの親和性は高いなと思いました。
個人的にいいなと思ったポイントが、デザイナーの7つ道具の7つ目として挙げられていた「愛」の解説です。
「内容のことを考え抜いて作っていたら、勝手にデザインはこうなっていました」というのが理想のアプローチだと思います。
(「内容への愛」について)
どんな人に、なにを、どんな気分で伝えるのかを考える。言葉にするとなんとも当たり前ですが、多分それが、デザインをする上でいちばん大事なことなのです。
(「届ける相手への愛」について)
何かしらコンテンツを作るにしても、その内容に愛がないといいデザインにはならないし、何より届ける誰かへの愛もないと身勝手でスッカスカなコンテンツになってしまいますよね。
血の通ったデザインをしていくには愛が重要というのは、今後強く意識していきたいなと思いました!
全体的にテクニック系の話が多く、具体的に書いてしまうのもなんだかなと思うので、あとは実際に手に取って読んでみてください!
まとめ
「なるほどデザイン:目で見て楽しむデザインの本」は具体的なアウトプットを意識しながらデザインの要素を学べる素敵な本でした(・∀・)
ただ、全体的にサンプル集の趣が強いので、実際のデザインをしていく上では他の本も必要かとは思いますが、デザインによる印象の影響を直感的に理解できる良書だと思います。あとから事典的に使うのもいいかもしれませんね。
デザインの違いで受け取り方も大きく変わる事が実感できるレイアウトになっているので、「純粋にデザインの考え方を楽しみたい!」というエンターテイメント的鑑賞にも十分耐えうる面白い内容です。おすすめ!
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