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可能性にアクセスするパフォーマンス医学 はじめに 「パフォーマンス」という言葉から、どん…
「第1章 脳と運動 運動とは何か?」より 目にも止まらぬ速さで、手や指を動かす一流の…
人間はなぜ運動するのでしょうか? それはズバリ生きるためです。 今でこそ人間は食物連鎖の…
パフォーマンス、そして運動について考えるとき、重要な前提があります。それは「人間が意識…
では、意図的な運動は、どのように生じるのでしょうか? その手がかりとして、ちょっとした…
人間の「意図的な運動」、つまりそれをやろうとして遂行される運動は、前頭葉のいちばん前に…
先ほどの2つの実験(1-4)でのパフォーマンスの変化について、その理由を考察してみたいと思います。 実験1のAでは、文章の意味を読み取ったあと「5本の指が最大に開く運動イメージ」が想起され、最終的には一次運動野からAの運動の実現に適した筋群に指令が出ました。 対してBは、Aで使用した実際の5本の指よりも2倍長い指を動かそうとしていますから、実寸大を超える指を開こうとする運動イメージが基になった運動指令が出されました。 本来の長さよりも長いものを想像し、それを動か
「脳とは記憶そのものである」と表現されることがあります。 野球のピッチャーとは、 ボール…
Feel, Don’t Think.(考えるな、感じるんだ) アジアを代表する歴史的スーパースター、…
2‐1 身体を使ってやってみる ここからはいろんなパターンの運動イメージを想起して、みな…
今度は道具を使って、運動イメージを変えてみましょう。 「右の手のひらを上にして、握った…
運動イメージでは身体の一部を延長する、仮想点をつくる、外と繋げるなどもパフォーマンスを…
運動イメージは自由です。身体が長くなってもいいし、身体を超えちゃってもいい。運動自体が…
では、運動イメージの変革編、ラストの実験です。 プレイヤーは片手を真っ直ぐ正面方向に、地面と平行に伸ばします。パートナーは片手でプレイヤーの手首あたりに手を置いて、プレイヤーの手を押し下げるように力を入れます。プレイヤーは自分の腕を地面と平行の状態を保つようにします。その時、次の2つを試してみましょう。 A:プレイヤーはパートナーに押し下げられないように腕をキープする。 B:プレイヤーはパートナーからの力を感じたら、その力の分、腕が前にどんどん伸びていく。腕が伸び