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A10. 不測の事態に”反応”せず落ち着いて”対応”すること
反射的に”反応”せず、落ち着いてしっかり”対応”すること。”Don't REACT, but please RESPOND." アメリカ人からよく言われていました。
反射的な”反応”とは
自社の商品やサービスで品質上の課題が発生した。アメリカ人からこれを英語で言われるとけっこう焦ります。
そしてとっさに、自己防衛に入ってしまって「これは仕様を満たしている。問題ない。ちゃんと社内の品質テストもクリアしている」と言ってしまったり、「そんなことをいきなり言われても困る!ちゃんと筋を通して説明してくれ!」と怒ってしまったり。
これは、人間の体に刺激を与えた時にその体から自然に返ってくる反応のようなものです。
この反射的な反応をいくら上手に英語に訳したところで、先方にとって何のメリットもありません。これはただの”反応”であって、課題に対する現状把握でもなければ解決策でもないからです。
しっかりとした”対応”とは
それに比べて”対応”はどうでしょうか。”対応”とは気持ちを落ち着かせて冷静に現状を把握し適切に改善策を提案すること。
そのためには、前述のような反射的な”反応”を受けてからまずは深呼吸をして、できるだけ落ち着いて冷静に状況を把握しましょう。
ここで肝心なことは、何か課題があったとしてもそれを個人の問題とは捉えずに、会社全体の課題と認識することです。これは、別に個人で商品やサービスをリリースしているわけではないからです。
自分がお医者さんになったような感じで、「患者の病気を治してあげるためには患者にしっかり問診して状況を適切に把握することが必要だ、課題の部分をしっかり見て検査をする必要もあるかもしれない」
そのように、心を落ち着かせてその課題に適切に”対応”しましょう。特に業務が忙しい時や睡眠不足の時、何か家庭で悩みごとがあるときなどはより注意が必要です。
同じ事象が起きた時に、それに対する”反応”というのは、受け手側の状態にだいぶ依存するとことがあります。自分の精神状態がリラックスしていて気持ちに余裕があるときは、反射的な”反応”から適切な”対応”までの時間が短いです。
しかし、そうでないときは”反応”が激しく出過ぎて周囲との関係を悪くしてしまって(いわゆるこじらせ)、会社として”対応”までの時間を無駄に長くしてしまうこともあります。
働き過ぎはよくありません。適度に休みをとってリラックスする状態を意識的に確保することが、結果的に効率的な働き方につながります。
リラックスしましょう
意識的に計画的に有休を取得したり、週末に好きなことをしたり、軽いウォーキングをしたりしましょう。これは仕事の効率を高めてくれます。そして家族や友人との絆も深めてくれます。
筆者は筋トレとサウナを意識的に取り入れています。特にサウナはおすすめです。10分サウナ、10分水風呂。これを3回繰り返すと頭がスッキリして”整います”。
これによって、頭の中の小さな考え事が振り払われる感覚がそこにはあります。邪念が取り払われるような感じです。そうすると、何か仕事で不測の事態が起きた時でも”反応”から”対応”までの時間を短くできて、仕事の効率も上がります。
みなさまも、ぜひご自身なりのリラックス方法を見つけ出してください。そして充実した仕事と充実した余暇を楽しんでくださいね。
そしてみなさまのリラックス方法を教えてもらえると嬉しいです。ぜひコメント欄にコメントをお願いします。
まとめ
反射的に”反応”せずに、落ち着いてしっかり”対応”しましょう。そのためには意識的にリラックスする時間を取りましょう。
「Don't REACT, but please REPOND」
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![Taku@英語が得意なプロジェクトマネージャー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65308517/profile_6dcf79e81faafebd56d59e9f1659d43d.jpg?width=600&crop=1:1,smart)