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滲み出るものってあるよね

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

最近、改めて教養の重要性というものが意識させられています。ちょっと何かに急かされているような(寿命にかな…?)、そんな感じです。

教養というものの定義というのはもちろん広辞苑的なもので調べたれ出てくるとは思いますが、あえて今時分の頭の中でイメージしたものを言葉に変換してみると次のようなものじゃないか、と思ったりします。

“知識を実生活、あるいは実務に応用できる力”

知識をいくら詰め込んで、人に披露するのはただの知識オタクですが、実践に応用できるまでにその知識を咀嚼してもう知識のレベルを超えたもの、が教養なんじゃないか、そんな気がするわけです。


それではどうして教養が大切だ、と思ったその背景をちょっと振り返ってみます。

恐らく、無意識のうちにずっとあったんだと思いますが、それが意識の表層に現れた事象が次の3つのことです。

まず一つ目が、知り合いの家で、私が学生の頃に好きだった番組のYoutubeを見ていた時のことです。私と同年代の方ならご存じの方も多いかと思いますがフジテレビの深夜番組「カノッサの屈辱」という番組です。これの、アイスクリームの歴史というのを見ていた時に、アイスクリームを売店で買う人たちのことを“ストア派”という、みたいなのが出てきました。

ストア派…これはギリシャ・ローマ時代の哲学の一派なわけですが、そういう知識があってそれをもじっての呼称ということがわかるとあの番組の面白さが(と言うより番組制作者のユーモアを感じるとでもいうのかな)あると思っています。で、そう思った瞬間に、ストア派、という言葉は私も記憶していたわけですが、それがどんなだったかを思い出せない…ちょっと寂しかったのです。ああさらにあそこでストア派とは何か、というのを頭の中で思い浮かべることができたならもっと面白かったに違いないと。

そしてこのことがあって次の機会が、佐藤優氏著の50代からの…(すみません、書名詳細を失念)という本で、教養を高めようというような内容の記述があり、そこで『もういちど読む山川倫理』がいい、と推薦がありました。今それを図書館で借りて読み始めているわけですが、古代ギリシャ、あるいは古代中国の思想家の話って今でも通用するところがあるんだなあと思ったりして、やっぱり勉強って大切なんだよね、再認識させられたわけです。

そして3つ目が今日…仕事中です。在宅勤務だったのでちょっと自分のPCで息抜きにYoutubeを見ていたのですが、それが次のものです。


この人の話をきいていたら、ああ、教養ってこういうものなのかな・・・実務に裏打ちされた教養、みたいなものですかね、そういうのをなんとなく感じたわけです。同じようなことを解説しているものはおそらくほかにもあると思いますが、こうして話されている様子を見ているとなんか感じるわけですね。私が勝手にそう感じているだけかもしれません。

もちろん、これに限らず、ほかの動画や音声の配信でも人としての厚みを感じるものは多数あるわけですが、今日目にしたということでこれを紹介させていただきました。

私も日々研鑽だなと改めて思った次第です。

ということで今日も雑文、ご一読ありがとうございました。



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