【ウソを見破る統計学】統計検定の勉強の箸休めに
オススメ度(最大☆5つ)
☆☆☆
今現在、統計検定2級合格に向け勉強中である。
しっかり理論や数式を勉強していると、その参考書だけではその理論や計算手順などが実践の中でどのように使われているのか?ということがわからなくなり、度々迷子になってしまう。
この手の入門書は「数式を使わない」というのをウリにしているため、統計学って何だろう?という"触り"の部分を解説しているものがほとんどである。試験に直接役に立つかどうかはわからないが、統計学で使われる検定や推定が一体どういう場面で使われているのか?ということを思い出すには、入門書は良い。初心にかえる、という気持ちを忘れてはいけないと思う。
というわけで、統計学を全く知らない人が「統計学ってこんなのだよ」というのを知るにはちょうど良い読みモノである。