🚙移動販売物語💨4輪目「ピンチをチャンスに変えるんじゃなく、ピンチという名のチャンスがキタ！」

朝、玄関を出る時には必ず玄関周りを掃き掃除してから出る
コロナ前なら、たまにお客さん達が飲み会やご飯を食べに来てたけど
もう誰も来る事はないし、１人暮らしだから多少汚れてても構わない
それでも、玄関を出る時は必ず掃除をしてから出る

家で一番大事な所は玄関で
そこが汚れていると全てがうまくいかなくなる。そう信じている

そして、いつものルーティーンの延長で玄関を開けるも
そこに、たこ焼き号の姿は無く。めいっぱい落ち込む所から今日はスタート
予定していたお盆のスケジュールが白紙になり
改めていろんなパターンを想定
そこから逆算し、再び仕入れの予定や最悪のパターンも考え
やるべき行動を整理し、今日の予定を決める

お昼。簡単に料理して、手早く食べ。洗い物してから、自転車で職安へ
置いてある求人情報を手に取り、PCで検索
カチカチやりながら、いろんな会社の求人情報を探すと
知り合いの会社の情報がドンドン出てくる
２０年以上地元でお店をやってて、地元のお祭りやイベントにも沢山出店
すると、いろんな会社の社長さんから名刺を頂くんだけど
見覚えのある会社名が沢山あって

『あ、あの方の会社ってこんなに大きい会社なんだ』
『あの仕事の新人の給料ってこの金額なんだ』
と、新たな発見も
車が完全に直らないとなったら、すぐに新しい仕事をしなきゃいけない
でも、正社員かパートにするかもまだ解らないから
とりあえずいろんな業種・内容で資料をコピー
先が全く読めないから、とりあえず何でもやっとく

一旦帰宅し、出店が可能な場合を想定し
空になったプロパンを充填して貰う為。連絡後、地元の営業所へ
そして、通帳の残高を確認する為金融機関へ
あと何日ぐらい資金が持つか、融資の返済はこのままでいけるのか
仕入れや経費も考慮し、かなりシビアなカウントダウンを計算

そして、緊急事態の時に必ずするルーティーン
いつもは滅多に行かない、ちょと遠くの古本屋へ行き
今まで高くて買えなかった本や、いつか買いたいと思っていた本
アマゾンに１２０冊近く登録してあるから
それがもし見つかったら全部買って、気になった本も全て購入

これからお金が必要って時で
１０００円でも大事にしないといけないんだけど
こんな時だからこそ、毎回本を買うようにしている
一応、古本だから何万って額にはならない。それでも、覚悟の出費
これは自営を始めてからの習慣で、通帳の残高が１万円を切って
食費を月３０００円に切り詰めていた時でも、食費よりも多く本を買ってた
当時は、１日１食で空腹に耐えながら本を選び
絶対に何かヒントが見つかるはず、そう思い必死に読んだ
結果、借入の返済日前日に無事解決。本当にギリギリだった
それ以来、ずっとこのやり方で何度も急場をしのいできたので
今回も同じ行動を取る事に

こういった時って、今までずっと探していた本が何故か見つかったり
アマゾンにも無く、中古でも高騰していた本が１００円で売られてたり
前日、たまたま見た動画(かなり前の)で紹介され
あー昔流行ってたなぁ～て本が丁度あったり
ネット記事で関連本を見掛け、ちょっと気になってた本も激安で見つけ
何時間も探し周り、そんなに多くは無かったけど
凄くいい兆しになった

実際にこの流れは凄く良く、早速１冊読み終えたんだけど
本当に今の自分にはピッタリの１冊だった
このタイミングで思わず手に取った本ってのは
自分が本に呼ばれている訳だから、絶対に意味があって
読めば確実に得るモノがあるし
本当に何か学ぼうという気持ちで読むと、その本の読み方も変わる
そして、読めば読む程やる気が出て解決策が必ず見つかる
お金が無い時こそ、お金を使う意味がある
お金は貯め方より使い方のが大事。

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