嫌よ嫌よも好きのうち(猫舌だけど、アツアツが好き!)
12月になりましたね。
今年も残すところあとわずか!
日中はまだそれほど寒くはありませんが、夕方から夜にかけては冷え込みがきつくなってきました。
寒くなってくると、
ホカホカと湯気が出る食べ物が恋しくなります。
グラタン、お鍋、ラーメン…
熱々をフーフーしながら食べてる時が幸せです。
ですが、猫舌でもあります。
早く食べたいのに食べられなくて自分にイラッとしてしまう猫舌。
目の前に出されたモノにすぐに手をつけることができずにお預け状態になってしまうことが多く、人と食事に行った時に困ることも多いです。
ですが我が家では、私以上に夫も猫舌さん。
それでも二人とも、ホカホカ料理も大好きです。
普段は夫にせっかく時間をかけて作った夕食をあっという間に平らげられて、ちょっとやるせない気持ちになりますが、お鍋やたこ焼きは別。
「あちっ!」
「アチッ」
とお互い言いながら、時間をかけて食事を楽しんでいます。
なのでこの時ばかりは
「猫舌も悪くないな~。」って思います!
ところで、猫って本当に猫舌なんでしょうか?
ってことで、調べてみました。
猫は本来、生きている動物を捕獲して食べる肉食動物。
自然界においては、捕獲した獲物の体温以上の食べ物は存在しないので、結果として猫は熱い食べ物を食べることが苦手。
普段、猫は食べ物の温度を舌ではなく、鼻で測っています。
食べ物に鼻を近づけることでそれが熱いのか、冷たいのかの判断をしているそうです。
また、猫の舌の表面には「味蕾(みらい)」という味を感じる部分が集まっています。
熱いものを食べると味蕾が傷つくため、猫はあまり熱いものを口にしないとのことでした。
動物の中で唯一、
火を使って食べ物を調理するように進化した人間は、徐々に熱いモノでも食べられるようになっていったんですね。
つまり、
「猫だけじゃない、人間以外の動物はみんな、猫舌。」
ということがわかりました。
そんな猫舌に関する知識が増えた今日は、
「猫舌あるある」を書きたいと思います!
・餃子やたこ焼きなどの包んである食べ物は、気をつけて口に入れたのにまだ冷めきってなくて舌を火傷する。
ああいう系の食べ物は猫舌の敵。
だけど、美味しいから大好き!!
小籠包が大好きで、熱いとわかりながらも出来たてを食べる。
罰ゲームのように、熱い熱いと大騒ぎします(笑)。
・猫舌なのに好きな食べ物がグラタン。
家で食べる時は問題ありませんが、外で頼むのは躊躇しがち。
調理時間かかるから、くるのに時間かかるし。
猫舌だから、食べるの遅くて、食べ終わるの最後になってしまうから。
・コーンスープなどトロミや
麻婆豆腐などのあんがかったモノ。
好きなのに恐怖。
・ラーメン食べに行った時、子供みたいだけど
小分けにして食べれるお椀がほしいと内心ひそかに思ってる。
・ホットドリンクが冷めないようにパコっと一部だけ開くやつ。
あれのせいで熱くて飲めません。
・電子レンジで表示されてる時間より20秒は早く見積もる。
・お弁当の安心感。
・フーフーしてから食べる、飲むのがクセになってるから
たまに冷たいものでもフーフーしてしまう。
冷麵とかお素麵とか…。
・ちょっと無理して熱いものを食べて
「おいしい?」って聞かれても
「熱くてわからない!」ってなる!(笑)
以前、
「味見してみて〜!」
と母にお椀に汁物を少し入れてもらい、すごい勢いでフーフーして飲んで、
「美味しいよ!」
って言ったら、もう汁物は出来上がってて次の料理の盛り付けしてました。
私が猫舌すぎるのか、母の手際が良すぎるのか…。
・猫舌じゃない人の意見は聞かないようにしてる。
改善したって人聞いたこと無いから。
食べ方のアドバイスされても、
「あなた猫舌じゃないから分からないでしょ。」って思う。
だからシンプルにいっぱいフーフーして食べます。
猫舌のくせにアツアツ料理がやめられないから大変です。
ちなみに猫舌の語源は諸説ありますが、
江戸時代に「猫舌」という言葉が生まれたと言われています。
江戸時代の猫は愛玩用として、またネズミを捕まえるために家の中で飼われていました。
このように、家の中で人と共に生活をするようになったため、人が熱い食べ物を猫に食べさせようとしても食べられない、という状況が広く知られていたことから、「猫舌」という言葉が生まれたようです。
昨日はたこ焼き。
アツイ!!けど、クルクルするのも含めて楽しい!!