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【ぽえむ】言葉の網の目

今回はポエマーなnoteです


僕が持つ、
言葉の網目はどれほど細かいだろう。


あなたが持っている

虫捕り網は、
魚捕り網は、

言葉捕り網は、


どれほど細かい網目を持っているだろうか。



網は、その網目の細かさによって
捕らえられる対象物の大きさが変わる。


網目が大きい魚網では、
大きな魚は捕れるが
小さな魚はすり抜けてしまう。

より小さな魚を捕まえるためには、
より網目の細かいものが必要だ。



もしかすると
言葉も同じかもしれない。




網目が大きい網では、
大きな言葉を捕まえられても
小さい言葉は捕まえられないのかも知れない。


小さい言葉、とは
【繊細な表現】とも言えるかもしれない。


例えば、

【笑顔】
という言葉も繊細な違いがある。

【太陽のような】
【陽だまりのような】
【慈しむような】
【天使のような】
【弾けるような】
etc...

身体表現でも繊細な違いが出てくる

【口元が笑った】
【目が笑った】
【左頬がぴくりと笑った】
【眉ひとつ動かさず笑った(怖え)】
【手を叩いて笑った】
【声に出して笑った】
【口元を押えて笑った】
【下を向きながら笑った】
etc...


僕は成長するにつれて、
網目の細かい言葉網を手に入れてきた。

そして病気に罹り、
現在進行形で
網目はさらに細かくなっている気がする。


網目が細かくなったことで、
自分の小さな変化(頭に浮かぶ言葉や身体表現の変化)をキャッチできるようになってきた。

病気をコントロールする上では、
自分の感情のキャッチは
とっっっっても大事。
良い事だ。


しかし一方で、
自分だけでなく
周りの細かな変化もキャッチするようになってきた。

それがポジティブな表現なら
喜んでキャッチしていきたい。

ただ、ネガティブな表現でも
残念ながらキャッチしてしまう。
網目に引っかかってしまう。


例えば、
ニュースの、友人の、家族の、
些細な表現から『差別感』を感じたり
些細な表現から『疎外感』を感じたり
些細な表現から『虚しさ』を感じたり
することが増えた気がする


大切なのは、
キャッチ&リリースできるかどうかだ。


※もちろん『お叱り』等の言葉/表現は、
キャッチしたらちゃんと向き合わなきゃだけどね


キャッチして自分の中に溜め込みすぎると、
キャパオーバーでパンクしてしまう。

パンクは衝動的な行動として現れたりする。
自分にも他人にも危険が及んだりする。


ネガティブな言葉たちは、
キャッチしたらちゃんとリリースしてあげて、
自然に返しましょう笑


飼い慣らす高いスキルがあれば良いけど、
スキルが未熟なうちは、
リリースしましょう


もしかしたら
ポジティブ言葉もキャッチ&リリースしても
良いのかもしれませんね。

言葉をキャッチして嬉しくなって、
その言葉を、
今度は自分が誰かに掛けてあげる。

網目が細かくなった僕は、
沢山のポジティブ言葉もキャッチ出来るわけで、
その分沢山リリースも出来るのかも。
そしたら、、、
僕ははちゃめちゃ優しい人になれるかもしれない。

ま、それは余裕があったらやろうね。


この世界の、
感情という生態系を守るためにも、
捕まえて(キャッチ)ばかりじゃなく、
手放す(リリース)もしましょう。


自然を守るぞ〜!
キャッチ&リリース〜!
お〜!

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