自主性が口癖な上司は脳みそ化石なのかな?って思われてる理由

かなりトゲトゲしいタイトルですが、炎上商法ではないですよ
本日、管理職として年上の部下(一回りほど上の方)に対して賞与前の面談をしました

その中で組織対しての要望事項で『上司が自主性って言葉を使うが考えて行動し、問題があった時に報連相をすると否定される』とありました
これに関しては私なりの答えがありますと言うのが本日の記事になります

自主性と言う解釈はいらないと思う

自主性とは字の如く自分に主体性を持ち、考えて行動する事だ
しかし、前提として組織で行動する以上は立場で裁量の範囲は違うが問題解決に対しての意思決定を個人の判断で自由に行う事自体どうなのかと思う
自分勝手に行動する事を推進いているように見えるが、そうではないはずだ
あくまで組織に属しているのだから、報連相があるのが普通なのだがそれも否定されてしまう

それでは誰もフォローを求めようとせず、自走して非効率的な作業の繰り返しの悪循環の出来上がってしまう

個人の裁量の範疇は以下の記事でも触っているので是非目を通して見てください

なので、その上司が伝えたい自主性とは
私(上司)の考えている通りのストーリーで任務を遂行しろ』と置き換わる

そもそも自主性の意味通りにみんな好き勝手に自走して貰っては組織どこの騒ぎではない事は明白だ
自分の表現力の無さを便利な言葉で丸めているだけだろう

では何故その言葉を使ってしまうのか

恐らく時代背景が問題であると思う
高度経済成長期で短納期でもやればやっただけお金になり、結果給与としても間接的に成果が見られる
ましてやその中で良いものを作る為に徹夜して頑張った事が成果物の出来るまでの過程にこだわり抜いた無駄な時間が正義とまで言う事も多い

時間かけているのだから良いものは出来るのは当たり前である
過剰品質という言葉を知っているのか問いたくなる

今の時代はローコストでハイクオリティかつ最速のデリバリーを求められる時代ですよ
更に環境問題でエネルギー管理にも取り組まなければならない時代背景もある
働き方改革だって始まりましたよ?

そんな時代に真逆なことを当たり前のように自主性の裏側に貼り付けている
それも体験談と言うセット価格でドヤ顔商法だ

自分たちが出世競争の中で誰よりも徹夜して、誰よりも技術を取得して今の立場にいる事を自負しているため同じ事を強要してしまうのだろう

もう情報化社会の中では新入社員にですら間違った事を言っているとバレているのも知らずに発信してしまっているのだろう

まさに生きる化石である

愛想を尽かされてしまう前に気づいて欲しい

こうなっては完全な組織不全に陥り、仕事どこでは無くなり社員もモチベーションなんか上がりようがない
そこで効率化とかあまりにも見当違いな施策を取らないで欲しい

土壌を耕さずにいきなり柵を建て始めるようなものだ
それでは良い作物はならない

仮に土壌がしっかりしていれば柵が無くても作物は十分に実る

その為には作物にどんな土壌で育ちたいかを聞くのが先ではないか?

もしこの記事を読んで明日から変化するきっかけになっていただければ幸いです
こう言う話しはまだまだ色んな所で良く聞きます
あなたの仕事は社員の言葉に耳を傾けて、仕事に集中出来る環境を作る事ですよ

ではまた次回お会いしましょう( ͡° ͜ʖ ͡°)ノシ

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