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息子が不登校になった日から 不登校記録(16)
こんにちは たけさゆです
前回は、再登校後の息子が元気をなくしていったことから給食とお昼休みの時間帯に登校するようにした後の息子の様子と、
居場所のひとつとして情緒級を検討するために担任の先生と面談をし、未来に希望が見えた話をしました
面談後すぐに情緒級を利用することにした私たち親子は直ぐに行動をしました
息子と話をすると「良い先生だった」とポジティブな返事でしたが、
「情緒級に在籍している子がどんな子かなのか?」ということが気になり 行ってすぐに一緒に授業を受けることに不安を感じていました
そこで「どうするか」を話し合うと、
「明日はまず様子を見に行く」
「どんな子なのかを見に行く」
という返事でしたので、息子の要望に合わせてまずは実際に情緒級クラスの様子を見に行くことにしました
あらかじめ連絡を取って都合の好さそうな時間を確認した上で(教室にいる時間帯)ドキドキワクワクしながら息子と一緒に情緒級を訪れました
到着した時にはまだ教室には戻っていなかったので教室の前で少し待つことにしました
その時の息子の様子は、そわそわ
そして 笑顔
早くどんな子が在籍しているのかを知りたい様子が伝わってきました
その息子の様子から 息子が期待をもっているのを感じ、
私もまたそわそわしながら先生と在籍の男の子が戻ってくるのを待ちました
「まだかな?」「まだかな?」
息子は 廊下をいったりきたり
数分後に男の子が戻ってきました
私は男の子に声をかけ挨拶をしたと思います
すると、その男の子はささーっと教室に入り、そのまま扉を閉めてカギをかけてしまいました
「先生は男の子に私たちが訪問することを伝えていないのかな?」
「それともそういう特性個性を持っている子なのかな?」
そんなことを思いました
男の子は私たちに見られないように逃げて教室の前後を行ったり来たりしていましたが、
息子はというと、昨日の話から私が予想した息子の様子(冷静に静かに相手を観察する)とは違い、興味津々で男の子の姿を追いかけるようにガラス越しに教室を覗いていました
だから男の子は余計にびっくりして逃げたんでしょうね(^^;
直ぐに先生が戻ってこられて男の子に説明してくれ、男の子はカギを外して扉を開けてくれました
そして、その後も私たちから逃げて遠くから私たちの様子を伺っていました
息子と男の子の反応が、私の予想とは全く逆で入れ替わっていたのでとても興味深かったのと、
私にはその子がとても素直で優しい子だと感じられて、ホッとすると同時に嬉しくなりました
息子もきっと同じように感じていたんじゃないかな と思います
その日は「様子を見に行く」ことが目的でしたので、
それ以上の関わり合いをもたず、私たちはすぐに帰宅しました
息子がポジティブな気持ちになっていることを知りながら情緒級にいた男の子の話をすると、
息子は笑顔で楽しそうな様子で、
「授業にも出てみる♪」
と言いました
そのなんでもないような言葉が、普通の学校生活をしていたら当たり前で意識もせずに流していたであろう言葉が、
私にはめちゃくちゃ前向きな気持ちから出てくる言葉なのだ と感じられ心躍りました
こんなにも前向きな様子で明るく笑顔で自分の意思を発言したのは入学後初めてのことでしたので、私は本当に心から嬉しくて、心から喜びました
息子もまた、入学して初めて「心が解放された」ように感じたのではないかな
安心していられる「居場所」をやっと見つけた
それもまた嬉しくて、私は心も体までもが宙に浮きそうなくらいだったと思います
♡私たちは 生きているだけで 素晴らしい♡
子どものペースを尊重して
ママのペースも尊重して
それぞれの マイペースで歩んでいこう
大丈夫 進んでいるよ
読んでくださりありがとうございました^ ^